中学校のPTAの役員選出について
進級・進学してホッとする間もなく、やってくるのがPTAの役員選出。
この時期になるとママ友の会話も
「電話かかってきた?」
「何の役員やる?」
など、この話で持ちきりになります。(笑)
まぁ例え本部役員に決定していても、本発表までは守秘義務があるので教えてはもらえないんですけどね・・・。
子供が中学生になっても、この悩みは尽きません。
中学校のPTA役員選出の舞台裏をのぞいてみましょう。
本部役員は幼稚園・小学校での経験者が狙われる!
PTA役員はまず本部役員から決定していきます。
在校生保護者の場合は秋ごろ推薦書が配布されます。
でも、中学生にもなると親の顔なんてほとんど知りません。
よって、白紙投票か幼稚園や小学校で役員をやっていた人の名前が書かれることになります。
「あの人ならやってくれるかも。」
という期待を込めて・・・。
新入生の保護者もよくわからないので、当然役員経験者に白羽の矢が立つことになります。
実際に今年度の息子の中学校のPTA本部、ほぼ去年の小学校の本部役員で構成されていました。(汗)
中学校のPTA会長、どこかで聞いたことのある名前ではありませんか?
うちの学区ではほぼ毎年、幼稚園や小学校で会長をしていた方が中学校のPTA会長に就任しています。
そんな理由もあって、うちの中学では本部役員を1回やると兄弟全て(入学前でも!)の役員義務が免除になるという特権が設定されました。
これは効果てきめんで、私も4人の子供がいますので本部役員に立候補しました。だって、1年頑張れば4人×3年びくびくして過ごす必要がなくなるのですから!
PTAのヒラ役員はほぼくじ引きで決まる!運悪く当たってしまうことも
最初の懇談会で決められる各クラスの役員。
もちろん立候補制ですが、立候補してくれる人なんてほとんどいません。
6年間ある小学校と違って、中学校のPTAは3年間しかありませんので逃げ切れる可能性も高いからです。
加えて、子供が成長し、働いているお母さんがグッと増えます。
できればやり過ごしたいとみんなが思っているわけです。
懇談会の出席率もかなり低くなります。
懇談に出席すると役員になってしまうからと欠席される方も多いですが、それくらいで見逃してくれるほど甘くはありません。
特別な理由がない限り、『役員選出は一任します』との誓約書の提出を求められ、全員対象でのくじ引きが行われます。40~45人学級で『当たり』は3、4人。
運悪く当たってしまったら潔く引き受けましょう。(泣)
運悪く役員が当たってしまったら?
これはもう気持ちを切り替えて頑張りましょう!
1年間頑張ればあとは胸を張っていられます。
くじが当たってから「できません。」と断る方がいますが、これは絶対NGです。
その一言でその場にいる全員を敵に回してしまいます。
どうしてもできない理由があるのなら、くじが始まる前に言うのがマナーです。
「当たらなかったら言わなくて済むし。」
という考えはダメですよ。くじに参加した時点で当たる覚悟が必要です。
中学校の役員も悪いことばかりではありません。
子供たちも自分でできることが増えているので、PTAの仕事は小学校ほど大変ではありません。
思春期を迎えた中学生の子供は学校についてほとんど話してくれなくなるので、役員の保護者同士の情報や学校の先生と話ができるのは貴重な情報源となります。
家ではムスッと機嫌が悪い子供も、学校では楽しそうに活動していたり、子供の意外な一面も知ることができますよ。
さらに、受験生になると進路相談がしやすくなるのは大きなメリットだと思います。
教師も人間なので
PTA活動に熱心な親御さんには、子供の進路相談にも熱心に答えてくれるはずですよ。
また、お母さんが役員をしている子供は積極的に学校生活に参加していることが多いです。
家庭の方針がそうなのか、遺伝的なものもあるのかはわかりませんが、子供も生徒会に所属していたり、部活の部長をしていたりする子が多いですね。
お母さんの背中を見て行動しているのかもしれませんね。
中学校のPTAについてのまとめ
- 本部役員は幼稚園・小学校での役員経験者が狙われる!
- ヒラ役員はほぼくじ引きで決められる!
- くじで当たったら潔く引き受けよう!
中学に入って子供の手は離れても、PTA役員の義務はまだ終わっていません。
小学校で役員をやっていても、中学に入ったらまたリセットされてしまいます。でも、役員の仕事量は、幼稚園>小学校>中学校と減っていきます。
あまり構えずに役員をやってみるのもいいかもしれません。
なにしろ子供から得られる情報はゼロに等しくなりますからね・・・。
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