PTA役員を経験のもと活動内容を教えます
PTA役員と言えば何度も学校に行かなければいけなかったり、とても大変なイメージがありますよね。
でも、実際の活動内容を知らない人も多いのでは?
わたしもPTA役員を何度か経験しましたが、やってみて初めて分かったこともたくさんあります。
なんとなくできないと思っている方、やらなきゃいけないと思うけど、どんな役員を選べば楽なのかわからないという方に実際の活動内容について説明します!
そもそもPTAってどんな組織?
そもそもPTAってどんな組織なのでしょうか?
PTAとはParent-Teacher-Associationの頭文字をとったものです。
つまり『親と先生の会』ということになり、親と先生が協力して子供たちのために活動する組織なのです。
近年では先生は一応名前を連ねているものの、活動自体は保護者が主体で行い、先生は委員会での報告を聞くだけ、といった形の学校が多いようです。
また、PTAは学校の組織ではなく、任意の民間の団体になります。
そのため、設置は義務ではなく、加入も任意です。
とはいっても、PTAのない学校を私は知りませんし、子供の入学と同時に全員が自動的に加入することになっている学校も多いようです。
うちの学校では今年から加入するかしないかの意思を問うプリントが配られるようになりました。
役員の選出対象が減ることになるのでは?と心配されましたが、加入しない保護者は数名しかいませんでした。
みんな様子を見ているのかもしれませんね。
共働きの家も増える中、PTAも変化のときを迎えているのかもしれません。
本部役員ってどんな仕事をしているの?
PTA役員を決めるうえで最初に決定するのが本部役員。
選ばれしものだけがなるものと思っている方も多いのでは?
PTA本部役員は推薦で決まることが多いので、子供の数が多い人は要注意です。子供の数だけ、保護者の知り合いも先生の知り合いも多いですからね~。
もしもの時のためにどんな仕事があるのか見てみましょう。
PTA会長
いわずと知れた学校PTAのトップです。
式典や行事ではたくさんの人の前で挨拶をしなければいけないので、人前で話すのが苦手な人には向かない役職です。
PTA総会や運営委員会を招集したり、各種プリントの発行責任者でもあります。
学校での活動以外にも様々な会合への出席や地域の幼稚園や中学校の式典への来賓出席もあります。
PTA副会長
会長の補佐役として2名選出されることが多いようです。
会長の代わりに実務的な仕事を引き受けることになります。
運営委員会やPTA総会での司会進行をまかされます。
また、本部代表として選考委員に入る学校も多いようです。
何らかの理由で会長が辞任した場合、副会長が会長に昇格します。
PTA書記
議事録の作成やPTAだよりの発行などの書記業務を行います。
また、各種プリントの印刷の責任者でもあります。
パソコンを使うのが得意な人に向いている役職です。
PTA会計
PTAでの会計管理全般を行います。
大規模な学校になると扱う金額も多いので責任のある仕事です。
通帳記帳はこまめに行わなければならないことが多く、銀行に何度も通う必要があります。
PTA会計監査
会計が正しく行われているか監査をし、PTA総会で報告します。
本部役員の中では最も負担が少ないため、役員のポイント制をとっている学校では本部役員としてカウントされないこともあります。
1子1回?専門委員の仕事とは?
本部役員と違っていわゆるヒラの専門委員は1子につき1回は担当しなければならないと義務付けている学校も多いようです。
活動回数は各委員によって違いますが、毎月ではなく活動を行う月に2~3回会合を持つことが多いようです。
各専門委員の中で委員長、副委員長が決められます。
学級委員
クラスのまとめ役。
学級懇談会の司会を行い、PTAで決まったことの報告や懇談会で上がった意見をPTA本部に伝える役割を担います。
学級連絡網をまわしたり、親睦会の企画・運営も学級委員の仕事です。
広報委員
年に数回PTA広報紙の作成を行います。
学校行事の写真を撮りに来校したり、印刷会社との打ち合わせも行います。パソコンを扱える人の方がいいでしょう。
保健体育(環境)委員
運動会の運営補助やPTA競技の開催を行います。
学校保健委員会や学校清掃活動を主催します。
地域(安全)委員
通学路の立哨活動や子供110番の家への設置要請などを行います。
文化(教養)委員
PTA会員のための講演会や講習会を企画・運営します。
社会見学バスツアーなどの企画をする学校もあります。
特別委員
その他にも卒業対策委員や運動会委員などある一定の時期しか活動しない委員は特別委員として招集されることもあります。
特別委員は役員ポイントとして換算されないこともあります。
PTAの活動内容のまとめ
PTAの活動内容についてわかりましたか?
PTA役員というと大変なイメージが先行してしまいますが、仕事内容はそんなに多いわけではありません。
みんなで手分けして分業することで集まる回数も減らせますので、効率よくこなしましょうね。
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