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小学生でもスポーツをしている子なら、よく膝が痛いと言いませんか?
また、スポーツをしていなくても膝が痛いと言う子もいます。
『成長痛』なんて言葉も耳にしますよね。
親の勝手な判断で成長痛と決めつけてはいけません。
小学生の膝の痛みの原因とどう処置すればいいか?考えてみましょう。
膝の痛みの原因
小学生の子供が、『膝が痛い』と言い出したら、なぜか1番に考えるのが成長痛ですよね。
『背が伸びている証拠だから大丈夫!シップを貼れば大丈夫!』
なんて返事をした事はないですか?
私は、しょっちゅうでしたね。
しかし、膝の痛みは成長痛とは限らないんです。
そもそも成長痛は、必ず膝にくるとは限りません。
太ももやかかと、ふくらはぎ子供によって痛みの場所は違ってきます。
また、小学生で身長が伸びる子もいれば、中学生で伸びる子だっています。
どちらかと言えば中学生の方が多いですから、あまり小学生での成長痛は少ないです。
ただ、成長痛は痛みが現れるタイミングが特徴的なんです。
夕方から夜、寝ている間に痛みがあるのが成長痛です。
朝起きた時には、痛みがひいている事が多いです。
残念ながら、成長痛はレントゲンを撮ったところで判断はできません。
また、成長痛以外でも小学生に多く見られる膝の痛みがあります。
- 円盤状半月
- 膝蓋骨亜脱臼
- オスグット病
小学生には、上記3つの原因が多く考えられます。
その他膝が痛くても、膝以外の原因で膝に痛みを伴うこともあります。
- 大腿骨頭すべり症
- ペルテス病
- まれに骨肉腫
などがあります。
ですから、子供が膝の痛みを訴えたら先ずは病院での受診をお勧めします。
整形外科?整骨院?小児科?
子供の病気は、本当に数えきれないほどあります。
その度に親として悩むのが病院だと思います。
子供が膝が痛い!と言い出しても大きな怪我でもなく、血もでていなければ…
気休めに近くの整骨院でいいかな?なんて考えてしまいますよね。
だって、病院は時間もかかります。
ですが、小学生の大切な時期だからこそ、きちんと原因を知る事が大切です。
先ずは大きな違いとして、整形外科ではきちんとした医療行為を行う事ができます。
レントゲンやMRIなどの撮影ができ原因を知る事ができます。
ですが!整骨院では温熱療法やマッサージの医療類似行為しかできないのです。
何事も最初の処置が大切なので、整形外科を受診する事が大切になってきます。
小学生だから小児科でも大丈夫?と考えてもしまいますが、小児科でも親身に見てはくれると思いますが
精密な検査が受けられるのは、やはり整形外科なんです。
最初の診断を間違ってしまうと、膝の痛みを悪化させる恐れもあるので気をつけましょう。
また、整形外科も周りの口コミをもとに子供にあった整形外科を診察すればいいと思います。
整形外科と一言でいってもスポーツ外来専門ですとか色々ありますからね。
親としての対処法
子供が膝の痛みを訴えだしたら、親として1番に勝手な判断は避ける事が大切です。
私も、長女が小学生の頃に膝が痛いと言い出して…しばらく放置していました。
ですが、あまりにも痛がるので、診察したところオスグットでした。
整形外科で、きちんとした診察を受け、痛み止めの薬も貰い長女の膝にあったサポーターも作って貰いました。
並行で、整骨院での電気治療なんかで半年ぐらいで良くなりました。
ですが、もっと早くに受診していれば…と考えてしまいます。
幸い、酷い症状でも原因でもなかったので良かったす。
これを機に勝手な親の診察はしなくなりました。
早くに原因・治療を始めることの大切さを知ったからです。
それに子供自身も原因を知ることで、心に安心感がもてます。
理由も分からず痛みが続くのは子供には大きな負担になってしまいます。
そんな時に、親がしっかり構えて病院との連携で子供に安らぎを感じさせてやる事は本当に大切です。
痛みからのストレスにもなりかねませんからね。
小学生の膝の痛みのまとめ
子供が痛みを訴えたなら、様子をみながら過度な運動は辞めさせて先ず整形外科を受診させることです。
きちんとした原因を知り、正しい治療を行っていきましょう。
昔の私たちと違って、現代の子供は意外と繊細ですからね!
また、周りから評判のいい整形外科をピックアップしておくこともいざ!という時に役立ちます。
まだ小学生です。
親はあせらず、どんと構えて1番に子供に安心感をあたえてやりましょうね。
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