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2学期の成績が出そろうと、学校や塾では三者懇談が行われます。
親としては非常に悩ましい時期ではありますが、いよいよ受験校の決定です。
目標が決まると、勉強がはかどることもありますが、気持ちばかりあせってしまうことも・・・。
高校受験の勉強の最後の仕上げをどう進めていきますか？
高校受験の勉強法 赤本をやるだけ勉強法！
受験校を決め、願書の準備なども始まると、周りの雰囲気も受験一色になり、気持ちも落ち着かなくなってきます。
模試の結果が悪いと
「もう無理なんじゃないか?」
と不安にもなります（汗）
何から手を付けていいかわからなくなることも。
受験まで残された時間はそんなに多くありません。
ここはテキストや暗記などの単純作業は潔く捨て、受験校に的を絞りましょう。
受験校の赤本は購入しましたか？
赤本には過去5年間の試験問題が収録されています。
まずは5年前の問題を時間を計りながらやってみましょう。
できれば静かな環境で、第三者にはかってもらうと集中できていいですね。
赤本にはその年の合格最低点ものっていますので、合格点をクリアできているかも確認しておきましょう。
（合格点に達していないからといって落ち込まないでくださいね）
同じように4年前、3年前、2年前とこなしていきます。
間違えた問題はしっかりと解きなおしをしてください。
直近の1年分を以外で、これを繰り返します。
何度もやることで、その学校の出題傾向がわかってきます。
2校受ける子は2校分、3校受ける子は3校分行います。
赤本を買ったら、しっかりと計画を立てましょう。
1年分だけでもかなりの時間がかかりますよ（泣）
できなかった問題は宝の山！
間違えた問題が多いとがっかりしますが、その問題こそが今やるべきこと、やり残していることです。
間違えた問題は、問題文ごとコピーしてノートにはっておきます。
ノートを半分にわけて、問題文、解き方と自分がどこで間違えたのかなどのメモなどを書き込んでおくと、あとから解きなおしや見直しをするのに便利です。
一通り解き終わったら、間違えノート（これをお宝ノートと呼びます）を解きなおします。
この時、必ず自分が間違えた理由をつきとめてください。
簡単な問題ならなおさらです。
例えば字が汚くて０と6を読み違えたなどイージーミスは命取りになります。
みんなが解ける問題こそ、しっかりとおさえておきましょう。
英作文や、国語の作文のような問題は自分ではなかなか採点が難しいもの。
学校や塾の先生に添削してもらうといいですね。
人に見てもらうことで、自分のよく間違えるポイントが見えてくることもあります。
4年分が解き終わったら、また5年前から繰り返し解いていきます。
本番直前まで、問題を覚えるくらい何度も解いてみてください。
解けるようになった問題は丸を付けるなどしていくと、成果を可視化できてモチベーションも上がりますよ。
本番直前の勉強や、休み時間などの短い時間にもこのお宝ノートを見直すことで、自信をもって試験にのぞめます。
本番を想定してやってみよう！
本番1週間前になったら、残しておいた直近の1年分をやってみましょう。
繰り返し赤本を解いてきたことで、かなりの力がついているはずです。
できれば、問題を解く時間だけではなく、本番と同じ時間帯で解いてみることをおすすめします。
本番では1日で複数教科の試験を受けることになります。
朝の眠気や、昼からの疲労も一度体験しておくと、本番が楽になります。
さて、時間配分はうまくいきましたか？
時間のかかりそうな問題、引っかかってしまった問題をいったん飛ばして次に進むのもテクニックです。
受験校の問題の出題傾向を把握し、自分の得意そうな問題から解いていくことが出来れば、同じ得点圏にいる受験生を出し抜くことができるでしょう。
高校受験勉強の必勝法のまとめ
本屋に行けば、受験勉強のテキストは山ほどあります。
もしかしたら、塾や学校から渡されたテキストも全部終えていないかもしれません。
でも、すみずみまで勉強している時間は残されていないので、思い切ってあきらめてください（笑）
過去問を繰り返し解くだけで、受験校に特化した勉強ができます。
同じくらいの学力の子が受験するなかで、受験校の出題傾向をしっかりととらえられていることは大きな強みになります。
赤本を活用して、志望校のスペシャリストになりましょう！
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