中学生のお小遣いの額と使いみち
小学生の頃は必要な時に必要な分だけ、お金を渡していたという家庭でも、中学生になったらお小遣い制にしたという人がほとんどではないでしょうか。
中学生になると、親や家から離れて行動することが多くなります。友達同士で遊びに行くことも増えますし、ショッピングを楽しむようにもなります。必然的に自分で自由に使えるお金が必要になってくるわけです。
とはいえ、『お小遣い初心者』の子供たちが何にどれだけ使っているのか、気になるところ。
中学生のお小遣い事情にせまってみましょう。
中学生の1か月のお小遣いの平均額とは?
みなさんは初めてお小遣いをもらった時のことを覚えていますか?
私が初めて月単位でお小遣いをもらったのは小学校4年生のときでした。
それまでは1日50円をもらっていました。
（ほぼ駄菓子に消えていましたが・・・。）
でも、4年生になった私は、当時女の子の間で絶大な人気だった『りぼん』という月刊漫画雑誌が欲しかったのです。
『りぼん』の定価は380円。月1回の発売日に『りぼん』を手にするために親に交渉して月に1,500円をもらうことにしました。
その後、中学生になり、お小遣いは月2,000円に上がりましたが、今度はお気に入りのアーティストのCDが欲しくなり、お小遣いが足りなくて苦労した覚えがあります（汗）
さて、現代の中学生はいくらくらいもらっているのでしょうか?
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」（平成28年）によると、中学生の1か月のお小遣いの平均は2,453円だそうです。
意外と少ないんだな～という印象ですが、景気がいいとは言えない世の中。お父さんたちのお小遣いも減らされている現状では、子供たちのお小遣い事情も厳しいのかもしれません。
わが家の中学3年生の長男のお小遣いが、月2,500円ですから、どうやらわが家は平均ど真ん中!!のようです（笑）
気になるお小遣いの使い道とは?
お小遣いをあげたあとの使い道について聞いたことありますか?
小学生ならともかく、中学生になると、あまり細かいことをいうと嫌がられますよね・・・。
でも、友達と遊びに行く頻度が増えると、お小遣いが足りているのか、気になります。
中学生のお小遣いの使い道ベスト5
1位 友達との外食・軽食代
2位 おやつなどの飲食物
3位 友達へのプレゼント
4位 文房具
5位 家の人へのプレゼント
＊金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」（平成28年）
これを見ると、友達との交友費が上位を占めていることがわかります。
うちの息子も、マクドナルドやサイゼリヤなどを利用して、外食費を抑えるようにしているようですが、2,500円のお小遣いでまかなうのは、なかなか大変なのではないかと思います。
（だからといって、増額はしませんが）
友達や家の人へのプレゼントがランクインしているのは、なんだかホッとしますね。うちの息子からは何ももらったことはないですが、娘は家族の誕生日には必ず何かを準備しているので、ここは男女差があるのかもしれません。
これだけは守ってほしい お小遣いのルールとは?
わが家では、一度渡したお小遣いの使い方は自由です。
使わずに貯めておいて、ゲームなどの大物を買うもよし。
お菓子やジュースなどに使うもよし。
ゲームセンターで無駄遣いをしてしまうもよし。
ただ、二つだけルールがあります。
- お小遣いの前借りはなし
- 友達同士で『おごる・おごられる』はなし
このお小遣いのルールに例外はありません。
例え、財布を落としてしまって無一文になったとしても救済はしません。
それはお金の重みをしっかりと感じてほしいからです。
また、自分で稼いだお金でない以上、『おごる・おごられる』も禁止しています。
あくまでも、親が稼いだお金をもらっているのだということを忘れてほしくないからです。
もちろん、かっこつけて男がデート代を全額払う、なんていうのもダメですよ～。
そういうことは、自分で稼げるようになってからにしましょう。
中学生のお小遣いのまとめ
中学生のお小遣いの平均額は2,453円ですが、これはあくまでも平均額。
おじいちゃん、おばあちゃんにお小遣いをもらったりもしますので、実際に使っている額はもう少し多くなるのではないかと思います。
お小遣いはお金の使い方を学ぶいい機会です。
失敗もまた経験。毎月、決まった額でどうやりくりするのかは学校の勉強よりも大切で重要な知識になります。
大人になってから、失敗することのないように今のうちに勉強しておいてほしいものですね。
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