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赤ちゃんの呼吸がいつもと違う時
赤ちゃんの呼吸が荒くなったり、苦しそうにしていたら不安ですよね。
赤ちゃんの呼吸が早くなるのは意外と普通なんだとか。
しかし、なかには病気によって呼吸が早まる事もあるようで今回は赤ちゃんの呼吸が早い原因と病気かそうではないかの見分け方を紹介します。
赤ちゃんの呼吸が早い理由
赤ちゃんの身体は大人と比べてとても未熟です。
呼吸器の発達が進むまで呼吸が早いことはごく普通の事らしいのです。
また、赤ちゃんは呼吸が下手で、鼻呼吸と口呼吸を同時に行なっています。
鼻が詰まると口呼吸のみになってしまうので「ハァハァ」と呼吸をするようになります。
赤ちゃんの呼吸数は?
新生児期 ~60回/分
乳児期 ~50回/分
赤ちゃんは身体が未熟なうえに一呼吸で取り込める酸素の量が少ないため呼吸数が多くなります。
赤ちゃんの呼吸が荒い!考えられる病気は?
赤ちゃんの呼吸が早い事は普通の事ですが、苦しそうだったり、呼吸が不規則に早くなったりするようだと病気などが考えられます。
咳がとまらない、発熱
新生児から生後半年くらいまでの赤ちゃんは、お腹の中でママからもらった免疫があるため風邪をひきにくいです。
しかし免疫が切れ始めると感染しやすくなり、体力もない為悪化しやすいのです。
咳が止まらず出ている時は要注意。
気管支炎や肺炎になっている可能性が考えられますのですぐに医療機関を受診しましょう。
赤ちゃんが咳をし始めると長引きやすいです。
早めの受診をオススメします。
ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸
もし赤ちゃんがゼーゼー、ヒューヒューという呼吸をして苦しそうにしていたら、なるべく早く病院に連れて行きましょう。
「喘息性気管支炎」などの可能性が考えられます。
一般的に「小児喘息」は1〜2歳を過ぎた子供を対象につけられる病名ですが、生まれつき呼吸器が弱い赤ちゃんは小児喘息と診断される前から咳が多いのが特徴です。
赤ちゃんが風邪で咳をしていたら
赤ちゃんが風邪をひいてしまい、咳や鼻水で苦しんでいる姿を見るのはとてもかわいそうですよね。
早めの医療機関への受診はもちろんですが、お家での過ごし方も大切です。
特に冬場のお部屋は暖房の関係で乾燥しがちです。
加湿器を置くのが手っ取り早いのですが、アパート暮らしだったり、赤ちゃんの手の届くところしか加湿器を置けないとなると、買うのを躊躇ってしまいますよね。
そんな時は思い切って洗濯物を部屋干ししてしまいましょう!
今の洗濯洗剤は優秀なので余程のことがない限り部屋干し臭はさほどありません。
もしどうしても気になる場合は、どうでもいいバスタオルなど濡らして部屋にかけて置くだけでも違いますよ!
また、湿度計があると良いです。
湿度計は100円ショップでも売ってます!
喉や鼻の粘膜を保護するために最適な湿度は60〜75%です。
赤ちゃんが鼻水によって呼吸が苦しそうにしていたら、鼻水を吸ってあげましょう。
ドラッグストアなどにも売っている「ママ鼻水とって」などが有名ですが、なかなか吸い取るのにママの体力を使います。
柔らかい鼻水であれば簡単なのですが、鼻水が固い場合はフラフラするくらい吸い込まないと取れません。
赤ちゃんの鼻水対策はこちらの記事を参照してみてください。
赤ちゃんが咳をしている時に、一気にたくさんのミルクなどを飲ませてしまうと咳と一緒に吐き戻してしまう事があります。
与える時はいつもより少なめに与えましょう。
また、冷たい飲み物は気管を狭めてしまい咳が悪化してしまいますので避けましょう。
呼吸が早い時は落ち着いて観察
赤ちゃんが「ハァハァ」「ゼーゼー」と呼吸をしているからといって慌てて病院に駆け込む前に、まずは観察しましょう。
「ハァハァ」しているけどニコニコして機嫌が良いようであれば体を動かしたことによる呼吸の乱れかもしれません。
「ゼーゼー」と呼吸をしているけど熟睡している場合は痰が絡んでいるのかもしれません。
まずは呼吸の異常+その他の異常が無いかを確認する事が大切なのです。
呼吸が浅く早い、その上唇が紫になっている場合は要注意です。
唇や爪先が紫色になるのはチアノーゼといって血液中の酸素不足によって起こる症状です。
この症状が見られた場合は直ぐに医療機関を受診するか、#8000(小児救急電話相談)に電話をして相談しましょう。
まずは大人が冷静になって赤ちゃんを観察し、判断することが大切です。
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