高校野球は感動なしでは語れません！ 野球の魅力はなんなんでしょう(笑)

高校生の野球で私が思うこと

『野球バカ』なんて言葉を聞きますが、我が家の高校生の長男もそうでした。
本当に野球が好きな子・人って野球だけの人生ですよね(笑)
でも、何かに没頭できるってことは凄いと思います。
ガムシャラに夢中になれるものがあるのは、尊敬できます。
球児の親としての野球の魅力を紹介したいと思います。

最後のステージ

高校野球の1番は、やはり『最後』って子が多くなるからかな？
終わりではないけど、終わる野球に感動が抑えれません。
親としてなんですがね…。
今まで、小学校からやってきた事全てが最後なんです。
子供は勿論、親だってそうなんです。
泥のついたユニフォームの洗濯・お弁当・お茶当番・応援…など嫌々してきたことまでもが最後なんです(笑)
勝手なもんで、無くなってしまえば寂しさしか残りません。
そう思うと親は自然と足がグランドに向かいます。
頑張る長男の姿を1回でも多く見よう！そんな気持ちになります。
夢の甲子園めざしてひたすら練習してきた息子を追いかけたくなります。
また、同じ思いで集まる父兄との会話だって増えるし、終わりが近づくにつれ皆で今までの苦労や喜びをわかちあうんですよね～。
コレって野球だけではないと思います。
スポーツをしてきた子の親なら皆です。
この日が待ち遠しく、またこの日が来なければいい！なんて何度思ったことでしょう。
楽しみや喜びだけでやってきたことではないからこそ、苦労して努力してを繰り返し、何度も泣きながら悔しさを胸にやってきたからこそ、最後のステージでの思いは格別です。

ただ好きなんです

高校への進学の時に皆悩みます。
しかし、野球部は更に悩みます。
高校は選ぶ事ができるからです。
野球を続けるのには行く高校によって大きな差が出るからです。
子供にとっての夢とういうか望みは野球をすることなんです。
その夢をどんな環境でするか？大きな問題なんですよね(笑)
野球バカ全開です。

例えばなんですが、強い高校に行くとベンチで3年が終わるかもしれない…
また、投手希望だけど、この高校では外野になるかも…
色んな事を考えて進学先を考えます。
そこまで、野球への拘りがあるんです。
親としては、空いた口がふさがりませんが、本当に野球が好きなんです。
子供のひたむきなバカさ加減に惹かれるんですよね～ただの親ばかです。
野球をする子は、本当に変な拘りと強い意思があります。
ですから、高校に進学してからは朝から晩まで野球ばかりです。
2年半飽きずに頑張ったと思います。

ただただ、好きでここまで頑張れる長男を見て、親は凄いなそう感心するだけです。
うちの長男ですらこんな感じですから、甲子園で頑張る球児の苦労や努力はみなくても分かります。
ですから、応援したくなるんですよね(笑)
高校球児の世界にはまっていく一方です。
いつしか、子供のおかげで私は高校野球のファンになっていました。
甲子園と熱闘甲子園は欠かせません。
熱く語る人の気持ちが今は、凄い理解できるんですよね。

高校野球

子供自身は野球がしたく高校に進むわけですが、外側からみてきた私たち親は、高校野球は野球だけでなく、人間を育ててくれると思っています。
実際にそうでしたから…。
野球も大切ですが、最後に辿り着いたとき、子供には野球の技術以上に見につくものが数えきれない程ありました。
本人は気付いているかどうか知りませんがね。
本当に、上手い・好きだけではスポーツはできません。
先輩・後輩・同級生、沢山の人と繋がりができます。
おまけに皆仲良くなんてできるはずがないんです。
人間関係のトラブルにぶつかり、時には怪我なんかで挫折も経験し、ライバルとしての競い合い…優しさだけでは成長できないです。
厳しく、時には嫌らしくもならないとダメです。
野球というスポーツを通じて学ぶ事が、この先の長男にとっては絶対に役にたつと思います。
そういった姿を1番身近で感じて、見れることが本当に親として魅力です。
最後まで、野球をしてくれてよかったと感謝しますね。
そして、ありきたりなんですが…子供に感謝の言葉を貰えることは涙なくしては語れません(笑)
『ママありがとう！』
小6の可愛かった長男が！
『ありがとうございました。高校でも応援お願いします。』
中3の少し大人に近づいた長男が！
『今まで、本当に応援してくれてありがとうございました。感謝しかありません』
立派な高校生になりました。
最後の高校野球で、しっかりとした人間になりましたね(笑)
本当に、野球に感謝です。
そう！感じるからこそ、ドンドン高校野球にひかれていってしまいます。