姑さん！！『いい人だけど…』これって！ どういう事なの？

姑さんがいい人なのに釈然としないこと

姑いい人だけど

『姑さんはいい人ですか？』
尋ねられたら、何人の人が即答できるでしょうか？少ないですよね(笑)
でも大っ嫌いって人も少ないと思います。
人間ですもん！いい時も悪い時もありますよね。
改めて尋ねられたら考えてしまいますよね～！
答えもあいまいに『いい人だけど…』なんて濁してしまったりしていませんか？
この際！姑さんはいい人か？どうしてこういう表現になってしまうのか考えてみましょう。

『だけど...』の本音

いい人なんだけど…
ってよく聞きますよね！でもこれっていい人じゃない！って意味も含まれていませんか？

嫁からして『だけど...』をつけるのには、色んなパターンがあると思います。
私も聞かれたらよく使いますしね。
だって、いい人！！と素直に思えないからです。
いい時もあれば、嫌な時もありますからね(笑)
当たり前なんですが…けれど一応、誉め言葉としていい人っていいます。
私が思うに、だけど！の後に続く言葉のほうが本音なんだと思います。

『いい人だけど…嫌な時もあるよ』
『嫌な人よ！だけど…優しい時もあるよ』

日本語って難しいですよね。
同じような意味であっても強調するのが、前か後ろかで変わってくると思いませんか？
私は、自分もいいように思われたい気持ちもあって、先にいい人をつけてしまいます。
他人からしたら、姑をいい人！って言える人の方がいい人！！って感じますよね(笑)
何より、外に向けてなかなか家族の悪口はいいづらいもんです。

いい人である姑さんの実際のところは

正直、嫁姑の仲ですから犬猿ですよね。
でも、双方が大人なんで周りには仲良しですよ！って言いたいもんです。
きっと、姑も外には『うちの嫁はいい人よ！だけどね…』って言ってるはずです。
私もそうですし、これが本来の姿と思っています。

中には、本当に仲の良い嫁姑さんもいてるとは思いますがね。
仲の良い友達や私自身の兄弟や親には、遠慮なく何でも言えますが、旦那の親戚や姑を知る人には、何でも言えませんよね。

現に、姑さんのいいところは沢山ありますよ。
子供の面倒を見てくれたり、お小遣いくれたり、ご飯の用意をしてくれたり…などなど。

けれど、口出しもいっぱいしてきますよね。

子供の事も旦那の事も！いいことより言うわれた事や、された事に関してはずっと覚えています。
悲しいもんで、感謝する気持ちは忘れてしまっても、悔しさや怒りってなかなか忘れる事ができないんですよね。
これが、同居してなくてたまにしか会わない環境なら尚更ですよね(笑)
私は同居でしたが、本当に『だけど』からあとの部分が多かったですね！！
けれど、同居が長くなればなるほど、『またか！』と流せるようにはなりました。

姑さんの立場

私にも息子がいますから、いずれは姑になります。
まだ、なっていないので分かりませんが…
私もいい姑にはなれないです！言い切れると思います(笑)
なぜかと言うと、初めて会うおばさんですもん。

旦那に付いてくるおばさんであって、私自身が選べないですからね(笑)
その上、気も使いますし、最初から苦手意識も先入観も入っています。

人間出会い方が大切だと思いませんか？
例えば、ママ同士が同じ歳であっても、子供の部活の先輩のお母さん！となると私からしたら先輩です。
また、反対に私より年上の人が会社に後から入社すれば後輩です。
そうなると、立場で関係も気持ちの持ち方も変わってきませんか？

ですから、姑さんも同じと思います。
姑！ってだけでいい人！になれないと思います。
姑として出会うから、素直にいい人と言えなくて、これがパート先の先輩であれば、凄くいい人になるかも知れませんよね。
姑だから、『いい人だけど』って後ろにつくんでしょうね(笑)
悲しいかな、そういう立場なんだと思います。
どれだけ、いい人であっても、100％はないですからね。
比率の割合でも、いい人が勝っていても立場的に『いい人だけど』がつくと思います。

姑さんのまとめ

改めて考えると、姑さんはいい人！なんだと思います。
けれど、口癖？とでもいいましょうか…だけど！をつけてしまうんです。
本当にだけど！の部分もありますからね。
多分、本当にいい人100％の完璧人間はいないと思います。
誰しも欠点や嫌なとこがあって当たり前です。
謙遜して当然の日本人では普通の事なんだと思います。
だから、『姑さんはいい人だけど…』この言葉には、深い意味もない挨拶と変わらない使い方なんだと思いました。
私も近い未来には『いい人だけど！！』になれればいいなと思いました。