子育てが辛いと感じたときに
お腹にいる間、たくさん話しかけましたよね？あれをしようこれもしよう、あそこへ行っていっぱい遊んで…男の子なら、女の子なら…
いっぱい夢を膨らませ、毛玉ができるぐらいお腹を撫でて…
今思うとあの頃が一番幸せだったかも…と思ってしまってませんか？
私は何度もお腹にもどってくれ!と思いましたよ。
産まれて初めて経験する出産･子育てのしんどさは壮絶なものでしょう。
寝られない辛さ、初めての赤ちゃんへの不安、思っていたのと違う戸惑い…
こんなに辛いとは、こんなはずじゃ、これじゃダメだ…
いろんな「初めて」に心がいっぱいいっぱいですよね…
「はぁぁぁぁ…疲れたっ!」
と、声に出せてますか？
しんどさを自分の中に閉じ込めないでください。貯めこまれたしんどさは歪な形で外に溢れ出てしまいます。
２ヶ月のわが子を叩いてしまった
正直に言います。
私は２ヶ月の赤ちゃんを叩きました。
赤ちゃん以上に大泣きしながら叩きました。
叩いた自分に驚きと嫌悪で吐きました。
抱っこでないと寝てくれない、添い寝も許してくれなかったので産んでからの２ヶ月は横になることもできなかった。抱っこしたままクッションにもたれてウトウトする毎日。
おっぱいを吸う力が弱く母乳が飲めない。ミルクを１時間おきに作ってました。
一人目の子育てで何もかも不安だらけ。相談できる人も助けてくれる人も(その時は諸事情で)近くにはいませんでした。
その日はミルクをあげてもおむつを替えても抱っこで揺らしても泣き止まなくて…何かが爆発したように子供のおでこをペチンと叩いて「どうして欲しいの!!」と泣き叫んでました。
わが子は一瞬泣き止んだんですが、すぐにそれまで以上の大音量で泣きだしました。
命の危機を感じたように。
我に返った私はわが子を布団におろしトイレに駆け込み吐きました。
便器を抱えわが子の泣き声を聞きながら吐き続けました。
わが子の元に戻ると、泣き疲れたのかすやすや眠ってました。
抱っこもしてないのに…。
溜まったものは、歪で最悪な形になって溢れ出てしまいました。
今思うと、理想の子育てと現実のギャップに混乱し疲れも重なってメンタルもどん底まで落ちきってたんだろうと思います。
理想の母親になりたい。なのに子供が泣いてる理由さえわからない。
今だから思えることですが、あの頃は本当に視野狭窄で周りが何も見えなかった。
辛いばかりの子育てに何度子供と一緒に死のうかと考えてました。
「疲れた…」と声に出してみましょう。
いっぱいいっぱいになると、すべてのことがマイナス思考になってしまいます。
なるべくポジティブに!!
なんて言われてもそれができたら苦労しないわ!!とお思いでしょう。
分かります。私も読み物読んでよく思います。
一日最低一回。大きく息を吸って、吐く息と同時に「はぁぁぁぁ!疲れた!!」(各方言でOK)
と言ってみましょう。疲れてなくてもです。騙されたと思って。
自分に暗示をかけます。そして少し休息を取りましょう。
疲れを認めてあげてください。自分を労わってあげてください。
無理をしてるつもりはなくても少しずつ疲労は心にも蓄積されていきます。
子育てが辛くなったら助けを求める。
周りに助けてくれる人はいませんか？ご主人でもお母さんでも…
もし誰もいなければ(いても助けてもらえない状況なら)民間の一時保育など利用できませんか?
頑張り屋のママさんは無意識に
「何事も一生懸命!!」
「自分が全部やらないと!!」
「母親だから頑張らないと!!」
と思いがちですが、それでは心も体も疲れちゃいます。
少し子育てから離れる時間も必要です。
私は10歳差の姉妹を育ててます。一人目の時の経験と学習を経ての二人目の子育て。
二人目の時、こんなに楽をしていいのか…というぐらい手を抜きました。
一時保育を利用して自分の時間を作りました。
頑張るところは頑張る。頑張らなくていいところは手を抜く。
一生懸命→一所懸命に。
今のところ二人目も問題なく育ってます。…はずです。
子育てが辛いときのまとめ
- 子供を傷つけてしまう程自分を追い詰めないで。
- 「疲れた…」と自分に暗示をかけ休息を取りましょう。
- 周りに助けを求めて。一人で抱え込まないで。
子供は成長します。
成長と共に辛さや悩みの種類も変わってきます。
でも…決して無理はしないでください。
頑張りすぎず、自分を労わってあげてください。
あなたが頑張ってるのはわかってます。なので、頑張れとは言いません。
あなたが笑顔でいることが、子育てするうえで一番大事なことだと思うから…
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