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赤ちゃんがほしくて頑張っているのに、なかなか授かれないでいると子連れの親子が羨ましいと思ったり、妬ましく思う事があります。
辛い不妊治療を重ねれば重ねるほど、心の負担は重くなっていきます。
今回は、他人の妊娠出産を素直に喜ぶ為にできる心がけや、実際に悩んでいる女性の経験談などを紹介します。
妊娠、出産は奇跡
避妊しなければ必ず赤ちゃんが出来ると思っている人は沢山います。
しかしそれは間違いです。
実は生命が誕生する確率は100万分の1と言われています。
これはバラバラにした時計をプールに投げ込んで水流だけで元通りの組み上がる確率です。
沢山の奇跡が重ならなければ赤ちゃんは授かれません。
それなのに、「あの人はすぐ妊娠できたのに私は何故妊娠できないの!」と怒るのは間違いなのです。
このような感情になってしまう方は、心持ちから変えていく必要があります。
不妊を夫婦で話し合う
妊娠を羨ましがったり、妬ましいと感じる女性の多くが「自分は頑張っているのに」と強く思っています。
しかし実際不妊治療は夫婦でトライするもので、夫婦で理解し合わないと前に進めないものなのです。
夫婦で前向きに意見交換をしなければ、夫婦関係そのものに亀裂が入ってしまう事もあります。
赤ちゃんの話ばかりしない
赤ちゃんの事で頭がいっぱいで、その他の事に目が向いていない女性を男性は怖く思います。
「今日は排卵日だから早く帰ってきて」
「精子を調べて」
「ホルモン剤を飲まなくちゃ」
「生理がきた」
「体外受精始めなくちゃ」
「養子の事も考える」
このような事を事あるごとに言われたら誰でも嫌になりますよね?
二人で乗り越える事なのに妻が先走って置いてけぼりにされたら夫は「赤ちゃんなんていらないよ」と不妊治療をやめてしまうかもしれません。
不妊を公表する
インスタグラムなどで#不妊治療と検索すると、現在不妊治療を頑張っている方の投稿が見れます。
コメントには前向きな言葉も多いですし、共感しあえるので気持ちが楽になるかもしれません。
周りに不妊で悩んでいる人が居なくて孤独感を感じているのであればSNSを利用するのもいいと思いますよ‼︎
私も妊娠を妬まれた事があります
妊娠初期に通勤のため電車に乗っていたときの事です。
マタニティマークを鞄につけていました。
満員電車で、つわりによる吐き気もありましたがあと一駅だったのでなんとか立って耐えて居ました。
すると座っていた女性に「ここ座って下さい」と声をかけられました。
ありがたいと思いましたが移動するのも大変ですし、「次で降りるので大丈夫です、ありがとうございます」とお断りしたのですが…。
次の瞬間女性の顔が真っ赤になり、
「マタニティマークつけてるからっていい気になるな!偉そうに!!」
と、怒鳴られました。
もう恐怖ですよ、吐き気なんて忘れるくらいの恐怖です。
怖すぎて出勤と当時に退職を決めました。
妊娠しながら出勤するのが本当に怖かったんですよね。
妊婦に対する嫌がらせが増えている?
不妊で悩む女性が増えた事が関係しているのか、妊婦さんに対する嫌がらせが増えているそうです。
その多くが電車やバスでの公共交通機関で起きていて、内容は信じられないものばかりです。
お腹を殴られた
電車でずっと自分を見ている人がいるなと思ったらすれ違うときにお腹を殴られた。
足をかけられた
お腹も大きくなってきた頃に男の人から足をかけられて転んだ。
何もなかったけどすごく怖かった。
罵声をあびせられた
通りすがりのお婆さんから「汚らわしい!」と叫ばれた。
このような事が実際に起きているのがとても怖いですよね。
妊娠は罪なのかと勘違いしてしまいそうなくらいです。
ネガティブな気持ちを肯定する
妊娠した友人に、嫉妬や羨ましい気持ちで素直におめでとうが言えずに苦しんでいるなら、まずはその気持ちを肯定してあげてください。
自分の気持ちを否定し続けると心はどんどん疲れてしまいます。
自分で自分を認めてあげることを忘れずに!
友人から妊娠出産の話を聞くのが辛い時は正直に伝えましょう。
それで終わってしまう関係でも自分が傷つき続けるよりは良いのです。
もし縁があればまた連絡を取り合って笑い話にできるはずです。
まずは自分が自分の心を守る事を最優先にして人間関係をつくってみましょうね。
赤ちゃんができないからと言って絶望したり、孤独感に襲われる事もあるかもしれません。
しかしそんな時こそ視野を広げて新しい事にチャレンジしたりその時間を有意義に過ごして欲しいです。
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