今と昔の子供の遊びについて思うこと
『最近の子供って！！』
なんて言葉を私自身もよく使います。
昔と比べたら…とも考えます。
何が？というと常に家で遊んでいるんです。
たまには外で走りまわったら！なんて子供に言いませんか？
ゲームばかりしている子供を心配になったりしませんか？
けれどコレって子供だけの責任ではないように思います。
子供の遊び方と時代の変化を考えてみましょう。
現在の親の世代の遊び
私が子供の頃…友達と遊ぶとなったら必ず！と言っていいほど家の外でしたね。
近くの公園や学校・神社でよく走りまわっていました。
今みたいにゲームも、そんなに種類もありませんし、家で遊ぶ事が親から許されなかったように思います。
なんで、友達と外でゴムとびやドッチボール・鬼ごっこなんかの手軽にできる遊びで楽しんでいました。
また、家の裏にある山にもよく登りましたね。
今現在からは、想像もできないと思いますし、今子供が山に登る！なんて言えば止めると思います(笑)
また、季節により遊びもかわり、夏や秋にはセミやトンボを追いまわして、男の子も女の子も一緒になって走ったもんです。
これも、田舎だけかもしれませんが、とにかく走りまっわていた記憶しかありません。
それだけ、家の外の公園とか広く遊ぶ場所だって沢山ありました。
1番はゲームが主ではないので、頭を使いながら、あるもので、できることで！楽しむ方法を考えていました。
親も共働きでしたので、細かく言うわれることなく日が暮れるまで遊んでいました。
今の子供の遊び
私が家に帰ると、必ず！！小学生の息子と友達2・3人寝転んでゲームをしています。
友達と通信しながら同じゲームをするならともかく
よく見たら別々のカセットで違うゲームをしている時だってあります。
私からしたら、わざわざ一緒に集まってする事なのか疑問に思います。
『外で遊んで来たら！』
そう声をかけても…『しんどい』の一言です。
そうかと思うと口にするのは
「あのゲームが欲しい！あのカセットが欲しい！皆持ってるからなかったら遊べない！」
そればかりです。
たまには外へ行くように言うのですが、公園もなければ、遊ぶような場所も確かにないんです。
学校のグランドは休みになると、サッカー部や野球部が使うので使えないんです。
そう考えると、私が遊べる場所に車で送迎するしかないんですよね。
簡単に外で遊び！と言うものの子供が安全に遊べる場所が昔ほどないんです。
まして、ゲームも次から次へと新しいものがでてきて、子供達を虜にしていきます。
寂しいながらも時代の流れを感じてしまいました。
子供の遊びに秘められること
遊ぶ場所もないし、ゲームをしてると大人しいし、まあいいっか！
ではないんですよね。
小さい頃の遊びによって子供は変わると思います。
何気なく遊んでいるようですが、遊びが子供を成長させる事は沢山あるんですよね。
小さい頃に、外でめいいっぱい遊べば体力だってつきますし、また友達との競争心なんかも芽生えます。
それに、遊びを思いつく！という事で考える力だってついてきます。
時には、友達と揉める事もありますが、その中で相手を思いやる心が生まれたりと、子供に取っては目に見えないいろんな力を身につける事ができると思います。
また、遊んでいて悪い事をした時に近くの大人に叱られたりとか、親でない大人に叱られることは大切だと思います。
けれど…今はそんな時代じゃないんですよね。
遊ぶ場所もないけれど、私もそうですが、子供を信じて外に出す勇気もそんなにないんです。
何かあったら！そう考えては子供を目のはいる範囲においているような気がします。
また、現にゲームも与えてしまっています。
ゲームの面白さは大人だってハマるぐらいなんで子供だったら尚更ですよね。
口では、ママはもっと外で元気に遊んだよ！なんていいながら、アレはダメ！これはダメ！って子供にストップをかけていると思います。
頭では子供の為！と考えても実際は子供の為を間違っているように感じます。
子供の遊びのまとめ
環境により変わってきます。
子供の遊び方だってそうです。
ちょっとした環境で子供の行動範囲が決められたり、できる事が限られたり…
また、子供のせいにしているようで、実は親がサボっていたり…
何が正しいかはありませんが、子供が伸び伸びと羽を伸ばして遊べる環境を与えてやりたいですね。
全部が無理でも、少しでも近づけるように、子供の遊びを成長を改めて考えていこうと思いました。
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