小学生の子供は楽しみ！先生は地獄の野外活動！

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学生の頃の記憶に、思い出として残るものの1つに野外活動があると思います。
私の頃は、小・中・高と野外活動がありましたが、今私の住む町では小学校だけなんです。
昔は、県下に4か所あった野外活動センターも今は、1か所しかありません。
子供たちの楽しみでもある野外活動…なのに、施設の運営など問題はたくさんあるみたいです。
野外活動の裏側を覗いてみたいと思います。

野外活動の意味

野外活動は、教育の一環として集団で行う種々の活動です。
最近の子供は、運動能力も低下していますし、ゲームばかりで外で遊ぶ事が少ないです。
また、少子化なんかの問題もあるように、兄弟が少なかったりで、多くの人との関りをもってのレクレーションなんかも減ってきています。
家庭では、なかなか体験させてやることのできない活動です。
また、団体で行動することにより、ルールを守ったり、周りへの気遣いなど、普段教室で学べない事を学ぶ事ができる大切な授業です。

野外活動に参加するまで

今年、5年生になった次男は丁度10月に野外活動に参加します。
次男の通う学校では1泊2日です。
あっという間の野外活動ですが、この1泊2日を無事に終えるようにする為には、色んな努力が必要になってきます。
この間も次男の家庭訪問で、担任から質問をいくつかされました。

1人で泊まりに行ったことがあるか？
夜中にトイレに起きるか？
朝は、1人で起きる事ができるか？
着替えは大丈夫か？

本当に小さなことから沢山です。
先生の苦労が想像つきます(笑)
まだ、野外活動までには、時間があるので、お家でも早起きの練習や1人で寝る事に慣れさせておいてくださいと。
課題も頂きました。
たった1泊2日ですが、その為に今から訓練が始まるんです！
野外活動の直前には、説明会も行われ、持っていくものとか揃えなければいけないものが沢山あります。
中には、今まで子供1人で外泊をした事がない！なんて子供もいますので、親としてはいろんな心配も増えてきます。

小学生の楽しみ！！

まだ、野外活動まで時間はあるのですが、次男は楽しみで仕方ありません。
『何をするのか？どんな所で寝るの？ご飯おいしい？』
体験積みの長男や長女に聞いて聞いてです。
その反面…不安もみえ隠れするんです。
5年の高学年になっても可愛いですよね。
ぼそっと呟いています。
『夜寝れるかな？』
『朝、起きれなかったらどうしよう...』
自分なりに自分を分析していくんです。

時には、
『野外活動には行かない！』
なんて言うときだってあります。
ですが、友達と過ごす夜！楽しみなんでしょうね。
何人か集まると、
『今年は野外活動の年やな？何するんだろう？』
友達同士の会話にも良く出てきています。
一緒の班になって、あれしてこれして…想像だけで笑っています。

裏方の先生の苦労

子供が大きく成れば引率の先生も楽なような気がします。
ですが、そう簡単なものではないんです。
大切な子供を預かるわけですから簡単にはいきませんよね。

先ず、野外活動で子供たちに何を？どうやって学ぶ事ができるか？
目的の為にどうするか？先生は、悩むと思います。
また、子供にだって合う合わないがあるので、活動でのグループ分け。
考える事が山のようにあるんです。
また、子供によれば夜に起こしてトイレをさせなければいけない子だとか中にはいて、先生は1人1人に親からの注文に対応するんです。
聞いただけでも大変です。
それなのに、親は気楽ですよね。
『1日でもいなければ楽よね！』なんて。
因みに、中学・高校ではこういった問題に加え、怪我や天候など自然災害もf含め、教員の負担などから野外活動がなくなっている学校も多くみられます。
小学生は、人数が少ないので先生も頑張ってくれていますが、本当に子供のための裏方の苦労は大変だと思います。