高校3年生の皆さん！卒業おめでとう！清々しい顔に、感動しかありません。

※この記事は4分ほどで読み終えることができます。

今まで、何回か卒業を見届けてきました。
ですが、高校は全く違いますね。
親の感動は1番です。
また、昔であれば高校の卒業式に親が来ることはそんなにありませんでした。
今は違いますよね～やはり、両親揃って出席です。
息子を初め、それぞれの道を歩む子供たちにエールを贈りたいです。

高校卒業は人生の一つの節目

今まで私の旦那は、子供の入学式・卒業式に出席した事がありません。
こういった学校行事は平日が多いからです。
旦那本人も、仕事を休んでまで…みたいな気持ちと私が行くからいいだろう～両方の思いだと思います。

ですが、そんな旦那が長男の卒業式に出席すると…
『本当に最後になるし、最後ぐらいは見届けにいく！』
なんて言い出したんです。
だったら小学校とか1人づつ賞状をもらえる見せ場のある卒業式にくれば？
みたいに感じたんですが、違うんですよね。

高校の卒業は、親としての大きな節目でもあるんです。
子供の頑張りを見届けるのと、また自分たち親の役目をひと先ず終える節目でもあるからなんですよね。
高校の卒業式には想像以上に、お父さんの参加も多かったです。
皆、同じ想いなんでしょうね。

秘かに私は、小学校や中学校の卒業式に参加するお父さんには、
『なんで仕事休んでまでくるんだろう？』
そんな思いがありましたが、高校は分かる気がする！なんて勝手な思いでした。

私が高校生の頃は反対に、
『皆、親が来ないから卒業式来なくていいよ！』
なんて母に言ってしまった事を今、後悔します。
卒業式は子供だけの物ではないんですよね。
親になって初めて親の心を知った瞬間です。

人生の分岐点分岐点

淡々と進む高校の卒業式…。
卒業式は、今までの式とそんなに変わりはないですね。
最近では小学校をはじめ定番の式唄を聞いた事がありませんでした。
久しぶりに仰げば尊しと蛍の光を聞きました。
何十年前に歌った唄を、今も歌えるんですね(笑)
本当に感動しました。

私の長男の高校は専門高校なので、就職が半数以上です。
本当に、皆がバラバラになります。
まだ、悩んでいる子から自分をしっかり見つけている子・ただなんとなく就職する子…
本当にそれぞれなんですが皆スッキリと晴れ晴れした顔つきでした。
そんな子供たちの顔を見ながら…親は過去を振り返るんです。

小学校や中学校の時は、そんな思いがなかったのですが、なぜか高校は式の途中で子供の過去を思い出します。
というか、勝手に頭をよぎるんです。

高校の卒業式って本当に大きな分岐点ですよね。
だからこそ走馬灯のように思いが巡るんでしょうね。
子供たちは、さほど…でしょうが親は大役を終えた気分になります。
親の方が、明日からはもうココには来ないんだって感じになりますね(笑)

定番ですが！！先生の言葉

卒業式が終わって教室に戻ります。
ここからが子供たちには感動なんですよね。
今まで、嫌だった・ウザかった先生の言葉も素直に聞くことができるんです。
笑って『ありがとう』が先生にでるんですよね。
なんなんでしょう…この感覚。
子供たちもいつになく素直に先生に感謝を述べる事ができるんですよね。
それも、ありふれた定番の言葉なんですけど。

勿論、先生だって子供にかけてくれる言葉は定番です。
でも感動するんですよね。言葉のパワーです。
同じ言葉でも話す人により変わります。

私たち親が言っても子供には響きませんが、先生なら届くんですよね。
定番と表現するより、他に言葉がないんでしょうね。
だから同じ言葉で贈りだしてくれます。
教室での子供の顔は卒業式より輝いて、イキイキしていました。

ホームルームが終わると写真会です。
永遠に続きますよ～男子も女子も、部活動の友達も先生も…
永遠です。
お腹が空いてきてもとまりません(笑)
照れ笑いしながらも、一緒に子供が写真に写ってくれました。
横に並んだ長男は本当に大きく、成長を改めて感じる事ができましたね。