※この記事は4分ほどで読み終えることができます。
皆さん赤ちゃんの寝ている手を握ったことはありますか?
実はとっても冷たいんですよ!
冷たすぎて大丈夫か心配になってしまいますが、赤ちゃんにとってそれは普通の事らしいのです。
手が冷たくても身体はポカポカ。
赤ちゃんの平熱や体温調節はどうなっているのでしょうか。
赤ちゃんの体温調節はは手でしているの?
上記でも触れましたが、赤ちゃんは寝ているとき手だけ冷たくなる事が多いです。
それは赤ちゃんの体温調節機能が未熟なため手で体温調節をしているからと言われているからです。
初めての子育てだと、「こんなに手が冷えて大丈夫かしら?」と心配になりますが、赤ちゃんが手で体温調節をしているのだと分かっていれば慌てずに済みますよね。
赤ちゃんの平熱は何度?
赤ちゃんの体温は新生児のうちは高く、月齢を重ねるごとに徐々に低くなっていきます。
●新生児の平均体温
36.6~37.1℃(±0.3)
●生後3~4ヶ月児の平均体温
36.1~36.85℃(±0.4)
●生後6ヶ月児の平均体温
36.28~36.40℃(±0.39)
●満1~2歳児の平均体温
36.11~36.51℃(±0.36)
やはり赤ちゃんの平熱は大人の微熱くらいになっていますね!
出産した病院や小児科別で赤ちゃんの正常な平均体温の基準は分かれているかと思いますが、36℃を下回らなければ異常ではありません。
低体温が続くようであれば病院に連れて行きましょう。
新生児が低体温になる原因は?
新生児は体温調節を担う自律神経が未発達なため、体温の変動が激しいです。
運動して熱くなったり、気温が高いと赤ちゃんの体温も高くなりますし、外気に触れて体が冷えたり汗をかいた服をそのまま着せていると赤ちゃんの体温はどんどん低くなります。
一度体が冷えると温かくなるまで時間がかかりますし、言葉の話せない赤ちゃんは寒い事をママに伝えられないので、赤ちゃんの身体を冷やさないことが大切です。
一般的に低体温は「36℃」以下の体温の事を指します
赤ちゃんの低体温状態が続くと良い事は一つもありません。
免疫力が低下して風邪が引きやすくなったり、母乳やミルクの飲みが悪くなったり便秘になったり…。
とにかく悪いことだらけなんです!!
赤ちゃんを上手に体温調節したい!
ここまで読んで、
「低体温良いことないじゃない!だけど体温ってどうやって調節するの?」
と、思っている方もいますよね!
赤ちゃんの体温を上手に調節してあげるポイントをいくつか紹介します。
赤ちゃんが暑がっているか寒がっているか確認するなら首や背中を触ってみましょう。
汗ばんでいるようなら「暑い」
ひんやりしてるようなら「寒い」のです。
赤ちゃんは新陳代謝が活発なためすぐ汗をかきます、汗をかいて服が湿っているようなときは直ぐにお着替えをしましょう。
赤ちゃんが快適に過ごせる室温は以下のとおりです。
- 夏 26~28℃
- 冬 20~23℃
夏場はクーラーをつけて室温を下げると思いますが、その時赤ちゃんに直接風が当たらないようにしましょう。
風が当たり続けると体が冷えすぎて風邪や低体温の原因になります。
冬場はヒーターなどの暖房器具を使って部屋を暖めますよね
そこで注意したいのは湿度!
暖房器具を使うと部屋が乾燥しがちなので、加湿器を使うか洗濯物の室内干しなどで部屋の乾燥を防ぎましょう。
赤ちゃんの体温調節でよく言われるのが
「大人より一枚少なく着せる」
という意見。
しかし、これは全ての場面に当てはまる意見ではありません。
寒いときは着せて暑いときは脱がせるを徹底しましょう。
肌着を上手に活用するといいですよ!
寒い時期は服の下に着せる事で保温効果もありますし、暑くて汗をかいたら肌着を新しいものに変えてあげる事で汗疹防止や冷え防止になります。
しかし、寒い時期は着せる服の枚数にも限界がありますよね、そんなときはヒートテックやレッグウォーマーなどで調節してあげましょう。
慣れれば気になりませんよ!
新生児の頃はちょっとした赤ちゃんの体温の変動に戸惑うこともあると思いますが、赤ちゃんとの生活が長くなると体温の事はあまり気にならなくなります。
「汗かいてるな、脱がせて着替えさせよう」
「寒くなってきたな、上着を着せてあげよう」
このくらいの気遣いが出来れば大丈夫です。
何時もブログを見てくれてありがとうございます。
応援のクリックをしてくれると嬉しいです^^
にほんブログ村