※この記事は約5分で読むことができます。
秋から冬になって受験生には焦りが見える時期です
季節が夏から秋に進むと、受験生にも焦りの色が見えてきます。
学校や塾では進路調査が始まり、各模試の結果も気になるところです。
志望校を見すえて本格的に勉強を始めている子も増えてきます。
夏休みにしっかりと勉強に取り組めた子も、なんとなく過ごしてしまった子も、秋からの勉強方法で大きく変わってきます。残された時間が少なくなってきた今、どんな勉強をすすめていけばいいのでしょうか。
まず、志望校を決めよう!
夏から秋にかけて、各学校ではオープンスクールが開催されています。
気になる学校は見に行きましたか?
志望校は決まったでしょうか?
秋から冬にかけては入試説明会が開催されます。
より詳しい入試の情報が聞けるので、親もぜひ参加しましょう。
この時期には、中学校でも塾でも最初の進路指導が行われます。
今の時期では、『受かる高校』ではなく、『行きたい高校』を選ぶことが大事です。
「そこはちょっと難しいのでは・・・。」
と思っても、子供の意見を尊重しましょう。
志望校が決まれば、今現在の成績と、志望校の偏差値にどのくらいの差があるか確認します。
その差を埋めていく作業が、この秋からしなければならないことです!
模試を活用しよう!
各県では公立入試に焦点を定めた模試や私立入試に向けの模試が開催されています。
秋からはこれらの模試は必ず受けるようにしましょう。
会場は高校であることが多いので、実際の受験の雰囲気に似た経験が出来ます。
もし、志望校が受験会場になっているのなら、ぜひ志望校で受験してみましょう。
行きたい気持ちが、さらに高まるかもしれません。
模試では志望校の判定が出ますが、結果に一喜一憂する必要はありません。
調子のいいときもあれば、悪いときもあります。
得意分野が出るときもあれば、苦手分野ばかりだったということもあるでしょう。
それよりも大事なのは『どこを間違えたのか』です。
模試の結果には合格判定や偏差値の他に、各問題の正答率というものが表示されています。
もし、正答率の高い問題を間違えているのであれば、それはうっかりミスや思い違いによるミスである可能性があります。
テストで間違えた問題は宝の山です。
受けっぱなしにするのではなく、間違えた問題をしっかりと解きなおし
『なにが原因で間違えたか』『どうすれば間違えないですむか』を追求しましょう。
赤本を解こう!
『赤本』というと大学入試のイメージがあるかもしれませんが、私立高校の赤本もたくさん出ています。
過去問が5年分収録されていますので、活用していきましょう。
赤本を解くときは、実際の入試のときと同じ制限時間で解くようにしましょう。
時間が足りなかった場合は、
『時間さえあれば解けた問題』と
『時間をかけすぎてしまった問題』を把握しておくことが重要です。
実際の入試では時間配分も大切になってきますので、時間がかかりそうだと思った問題は飛ばして、確実にとれる問題から解いていく必要があります。
過去問をやることで、その学校の出題傾向や難易度がわかってきます。
苦手な分野は徹底的にやり直しをしましょう。
また、赤本には各年度の合格最低点の記述がありますので、合格点をとれているか確認してみてください。
出題傾向になれるためにも、2~3回は繰り返しやってみます。
その際、直近の1年分はやらずにとっておきましょう。
繰り返し演習をし、ミスのやり直しをしっかりとやったうえで、最後に残しておいた1年分をやってみます。演習の成果が出ていれば、合格点に達していることでしょう。
定期テストもおろそかにしない!
受験勉強と同時に学校の定期テストもおろそかにはできません。
2学期までの内申点は受験に大きくかかわってきます。
受験勉強ばかりしていて、提出物や課題がおろそかになっていませんか?
3年の2学期はしっかりと内申点もあげていく必要があります。
3年の分野も受験には出てきますので、あとからもう一度勉強しなおすという手間を省くためにも、今、授業でやっていることは、今!覚えておきましょう。
受験生が秋からするべきことのまとめ
- 志望校を決める
- 模試を受ける
- 赤本を解く
- 定期テストをおろそかにしない
受験本番まで、あと3~4ヶ月しかありません。
できることは限られています。もう、一からすべてやっている時間はありません。
やるべきことを苦手分野、ミスの多い分野にしぼって勉強をすすめていきましょう。
家族は集中して勉強できる環境を作ってあげることも大事ですよ。
何時もブログを見てくれてありがとうございます。
応援のクリックをしてくれると嬉しいです^^
にほんブログ村