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中学生の息子にサイフからお金を抜かれました...

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中学生のお金のトラブル

中学生になると、お金にまつわるトラブルがグッと増えてきます。
親兄弟のサイフからお金を盗んでしまった。
というのもよく聞く話です。

「うちの子に限って、盗みなんて!」
と思っている方もいるかもしれませんが、これは決して珍しいことではありません。
わが子がお金のトラブルに巻きこまれないように、気を付けて見ておくことが必要です。

中学生がお金に困っているサインを感じ取る

中学生にもなると、親兄弟よりも同級生との付き合いの比重がより高くなってきます。
友達同士の遊びもゲームセンターやカラオケなど、お金のかかるものに変わっていきます。
ファッションにも気をつかうようになりますし、髪型にだってお金をかけるようになってきます。

 

そこで、あっという間にお小遣いを使い果たしてしまうのですね。
それは我が子も例外ではなく、毎月お小遣いを使い果たしています。
私の息子の場合はこのようなときにお金のないサインを出していました。

 

手持ちのゲームや本を売り始めたらお小遣いが足りていないかも!

子供が本やゲームを売り始めると

子供のお小遣いが足りているのかどうか、というのはとても重要な問題です。
友達に比べて極端にお小遣いが少ないと、子供もつきあいが出来なくなってしまい、その結果、友達におごってもらっている状態となります。
毎回、友達から奢られ続けるのも対等な関係とは言えず、健全な付き合いが出来ないように思います。
そこで、家族のサイフからお金をこっそり・・・ということが起きてしまいます(悲)

 

でも、思春期の子供はお小遣いが足りないことをなかなか親には言い出せなかったりもします。
特に男の子の場合は、男のプライドからでしょうか?、あまりお金が足りないとは言ってきません。
かと言って足りているわけではないようなので、出かける前は「お金あるの?」と声をかけるようにしています。

 

そんな息子が出す『お金がない』サインの一つが持ち物を売ること。
本やゲームを売って、新しい本やゲームを買うというのは、今の子供たちの間では普通に行われていますし、『リサイクル』という点でも悪いことではないと思います。

 

でも、あまりに必死に売るものを探しているときは要注意です。
時には兄弟のものを勝手に売って、トラブルになることもあります。
そうなると、かなりの金額が足りなくなっていると考えられます。(汗)

 

わが家の中3の息子のお小遣いは月2,500円ですが、食事をはさんで遊びに行く場合は+500円と交通費は出してあげることにしています。

 

『おごる』『おごられる』はトラブルの元!

中学生のおごる、おごられる

中学生になると、友達関係に親の目が届きにくくなってきます。
子供たちは自分のスマホのメールやLINEで連絡のやり取りをしていますし、参観などで親同士が顔を合わせることも少なくなります。
何か学校行事が終わると、すぐに『打ち上げ!』と出かける子供たちですが、そこにもお金のトラブルの元は潜んでいます。

 

息子の中2の夏休みのことです。
仲良しグループで焼肉の食べ放題に行くという息子に「待った」を出しました。
金額も大きいし、夜遅くなりそうだったのが理由なのですが、
「お金はかからないから」
と、息子が言いました。
そんなわけはないと問い詰めると、友達の一人がみんなに「おごってやる!」と言ったそうです。

その友達は、1人5,000円はする飲食代を5人分おごるというのです!!
もちろん、息子は行かせませんでしたが、その後、他の子がどうしたのかはわかりませんし、払うと言った子がどうしてそんな大金を持っていたのかも確認しようがありません。

 

お小遣いの額は家庭によっても違いますが、中学生である以上、親が働いて稼いだお金であることは間違いありません。
『おごる』という品物に変える行為にすることで、子供たちは罪悪感なく平気で行っているようですが、お金をもらったり、あげたりする行為は金銭感覚を狂わせてしまいます。

 

『おごってあげる』ことで優位に立とうとして、親のお金をこっそり盗んでしまったり
『おごってもらう』ことが当たり前になって、お金の感覚がマヒしてしまうことがないように、この部分の教育は大人がしっかりとしておきたいものです。

 

大きなお金は持たせない!目のつくところに置かない!

中学生に高額のお金を見せない

子供を信用していたとしても、大きなお金を子供の目のつくところに置いておくというのはあまりよくありません。

大人でも『魔が差す』ということはありますよね。
物欲が出てきて、お金のコントロールが未熟な子供たちの前に無防備にお金を置いておくことは避けましょう。
お年玉などの大きなお金をすべて持たせるのは危険です。
わが家ではお年玉は1万円だけ渡して、残りは銀行に貯金しています。

 

私の知り合いで、もう中学生だからと時分でお金の管理をまかせていた子は、6万円あったお年玉をわずか3ヶ月で使い切ってしまいました。
しかもお金の使いみちがほぼゲームセンターでの遊びに・・・。

 

中学生は思春期という特性上。まだ自分の欲望をコントロールすることは難しい年代です。
大金の管理は親が担当して、ある程度の自由なお金の中でやりくりすることを勉強させましょう。

 

中学生のお金に関するまとめ

お金の問題は生きていく上で一番大事な問題です。
子供時代の経験が大人になってからの金遣いに大きく影響すると思います。
子供同士のお金でおこしたトラブルは改善できないほどの大きな傷を残してしまいます。

 

我が子が人のものに手を付けることなく、自分の手持ちのお金できちんと生活できるように、しっかりと目を配っておくことが大事です。

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