中学生の身長はいつまで伸びる?身長を伸ばすためにしておきたいこととは?

中学生の身長は成長期で大きく伸びる

中学生になったら、子供の身長が急に伸びたと感じませんか?
小学生の頃は自分より小さかったのに、気が付いたら抜かれていた、なんてこともよくある話です。
そこで気になるのがどこまで身長が伸びてくれるのかです。

親の思いとしては、
『父親より大きくなってほしい』
『平均身長はいってほしい』
と願うものです。子供の身長を伸ばすために何をしたらいいのか、見てみましょう。

人間は一生のなかで2回成長期を迎えるといわれています。
1回目が0～3歳まで。
そして2回目が第二次性徴期を迎える思春期です。

第二次性徴期は男女で少し差があり、男子は10～16歳、女子は8～15歳の間となっています。
つまり、男女ともに中学生の時期が身長を大きく伸ばすチャンスだといえます。

＊平成28年度学校保健統計平均身長（文部科学省）

文部科学省の統計を見てもわかるように、中学生男子は1年に平均6cm伸びていますが、高校3年間での伸びは約5cmとゆるやかになっています。一方、女子は中学3年生でほぼ身長の伸びは止まっています。

つまり、中学3年間でいかに身長を伸ばすかが重要になってくるのです。

親が小さいと、子供の身長も伸びないのではないかと気になりますよね。
実は、身長の遺伝的要素は約25％で、残りの75％は生活習慣などで決まるといわれています。

でも、これには疑問を感じます。
わたしの両親は父165cm、母154cmと決して大きい方ではありません。
そして、私自身もやはり150cmと小さいですし、私の兄も166cmと小さいです（汗）

まぁ、たまに小さい両親から190cm級の大きな子供が育ったという話も聞きますが、やはり、大きい親の子は大きいし、小さい親の子は小さいと感じています。

でも、もしも親の身長が低いのなら遺伝的要素はどうしようもないので、残りの生活習慣に望みをかけるしかありません。
身長の伸びに大切なのは食事・睡眠・運動です。

【食事】

身長を伸ばすには、ビタミン・ミネラル・たんぱく質をバランスよく摂取することが必要です。
また、骨の形成にはカルシウムやアミノ酸が欠かせません。
これらの栄養素は食事から摂取するのが一番ですが、そこまでバランスのいい食事を作るのは難しいので、サプリメントなどを上手に利用しましょう。

こちらはカルシウムやアルギニン、BCAA、ボーンヘップを含むサプリメントです。

せのびとーる

【睡眠】

「中学生になったら、家では寝てばっかり」
というお子さんも多いのではないでしょうか。
『寝る子は育つ』
というのは本当で、成長期を経験したお母さんたちは口をそろえて
「寝てばっかりだった」
といいます。

成長ホルモンが最も分泌されるのは、入眠してから30分～1時間後の深い眠りに入った時です。
睡眠時間が短いと、成長ホルモンが十分に分泌されずに、身長を伸ばすことが出来なくなってしまいます。
夜更かしは厳禁です！
睡眠を十分にとらないと身長が伸びませんよ!!

【運動】

適度な運動も成長ホルモンの分泌を促進してくれます。
水泳などの全身を使う有酸素運動や、バスケットやバレー、縄跳びなどの縦方向の動きは身長を伸ばすのに向いています。

また、運動をすることで食事の量も増えますし、体が疲れていると睡眠もしっかりとれますので、身長を伸ばすいいサイクルが出来上がります。
そのため、中学校では運動部に入ることで十分な運動をすることができますね。

運動をしているお子さんがいれば、
『筋トレしすぎると身長が伸びない』
と一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

実はこれには誤解があって、正しい筋トレは身長を伸ばす効果があることがわかっています。
体全体を使うようなトレーニングを行えば、疲労した筋肉を修復しようと成長ホルモンを分泌させるので、身長の伸びにもつながります。

体の一部分のみに負担がかかるような筋トレは、骨端軟骨という骨の伸びしろを傷つけてしまうことにつながるのでやめておきましょう。

筋トレの前には十分なストレッチを行い、筋肉の疲労を回復させる休息をしっかりと取りましょう。
また、消費カロリーが摂取カロリーを上回ることのないようにエネルギーを補給しましょう。

わたしたち親世代よりも伸びている平均身長ですが、ここ数年でその伸びも停滞しているようです。
せめて、自分の子供が平均身長くらいまでは伸びてほしいというのが親心。
なかなかいうことを聞かない子供も、「身長が止まるよ！」といえば、聞いてくれるかも!?

次ページ究極の子育て子供が不幸にならない親子関係

何時もブログを見てくれてありがとうございます。
応援のクリックをしてくれると嬉しいです^^