※この記事は5分ほどで読み終えることができます。
赤ちゃんにキスをすると虫歯になるってよく言われますよね
可愛い我が子にキスをしたくなるのは当然のことです。
可愛くて可愛くて仕方ないですもんね！
しかしこんな事を聞いた事はありませんか？
「赤ちゃんにキスすると虫歯になるぞ！」
生まれたての赤ちゃんの口の中には虫歯菌がゼロ。
しかし、ママやパパがキスすることによって虫歯菌が赤ちゃんの口の中に侵入し虫歯になってしまうと言われているのです。
今回はこの話が本当なのか？
また赤ちゃんへのキスがどうして危険なのかを紹介します。
赤ちゃんにキスすると虫歯がうつるのは本当？
よく耳にする、
「赤ちゃんにキスをすると虫歯がうつる」という話。
実はこれ、本当なのです！！
生まれたばかりの赤ちゃんは虫歯菌を持ってません。
それなのに虫歯になってしまうのは、親からの感染が原因であることが大きいと言われているのです。
このキスですが、なんと「間接キス」も含まれるのです！
具体的に言うとママやパパが使ったスプーンで赤ちゃんにご飯を食べさせるのもダメなのです。
そもそも虫歯菌って？
虫歯を引き起こす代表的な菌、それはミュータンス菌。
これが虫歯菌です。
このミュータンス菌ですが、生まれたての赤ちゃんは持っていない菌なのです。
ママやパパが赤ちゃんの唇にキスをし、ミュータンス菌が赤ちゃんの唇に付着します。
それを赤ちゃんが舐めます。
そしてミュータンス菌に感染するのです。
この感染によって赤ちゃんが虫歯になる可能性が高くなってしまうのです。
虫歯になる過程は？
虫歯菌が歯に付着すると、歯垢を作り出します。
さらに口の中の糖分を使って酸を作り出し、歯のエナメル質やカルシウムなどの成分を溶かして穴をあけてしまうのです。
この穴の空いた状態が虫歯です。
虫歯菌は硬い組織にしか棲むことができないので、歯の生えていない赤ちゃんの口の中には生息することができません。
しかし、乳歯が生えはじめると、虫歯菌がいっきに乳歯に付着しようとするのです。
もし虫歯になったら？
虫歯を放っておくと虫歯はどんどん進んでしまいます。
虫歯が進行すると歯の根っこに達し、膿を溜め込んでしまう為、新しく生えてきた永久歯も虫歯に感染してしまうのです。
ここまで症状が進む前に痛みや目視でわかる虫歯になりますので歯磨きの時は気をつけて見てあげましょう。
「乳歯はどうせ抜けるし治療しなくてもいいや」
と、思っているパパやママ！
大間違いですよ！
放っておくと永久歯にまで影響があります。
毎日の歯磨きはもちろんですが、定期的に歯医者さんで検診を受ける事をオススメします。
赤ちゃんは言葉が話せないので、痛みが伝えられません。
歯の健康を維持する為にパパとママが頑張りましょう。
赤ちゃんの虫歯を防ぐには
上記でも紹介しましたが、直接のキスや関節キスは絶対ダメ！
赤ちゃんにご飯を食べさせる時に「フーフー」した事はありませんか？
実はこれもダメなのです。
フーフーと息を吹きかけた時に唾液がついてしまう可能性があるからです。
チラッとでも歯が生えて来たら歯磨きを習慣付けましょう。
乳児用の歯ブラシは沢山種類がありますので月齢に合わせた歯ブラシの使用をオススメします。
歯磨き粉は研磨剤の入っていないものを使用しましょうね。
赤ちゃんの歯磨きについてはこちらの記事を参照してください。
ご飯を食べた後のお口の中は虫歯菌が大好きな酸性の状態です。
しかし、時間が経つと唾液の働きで口の中が中性になります。
ダラダラと長時間ご飯やおやつを食べていると、口の中が酸性のままなので虫歯になるリスクが高まるのです。
赤ちゃんとキスして虫歯以上に怖いこと
海外で、新生児の赤ちゃんに訪問者がキスをしたら口唇ヘルペスウイルスに感染し、髄膜炎を引き起こし生後18日で亡くなってしまうという悲しい出来事がありました。
赤ちゃんは免疫力が非常に低いです。
ぜひ注意してください！
家族で口内環境を整えよう！
赤ちゃんが虫歯になる原因を紹介しましたが、赤ちゃんが虫歯にならない為にはパパとママが虫歯菌を持たないのが一番！
虫歯のある人は赤ちゃんが生まれる前に治療する事をオススメしますよ！
自治体にもよりますが、妊婦さんは歯医者さんでの治療が無料ですのでこの機会に全て治してしまいましょうね。
何時もブログを見てくれてありがとうございます。
応援のクリックをしてくれると嬉しいです^^
にほんブログ村
