大人しくて親の言うことをよく聞く子供
私の子供は長男に年子の次男に2歳下の長女、さらに4歳の離れた次女という4人兄弟です。
その兄弟を一言で言うとこんな感じです。
- わがまま放題の長男
- お調子者の次男
- しっかり者の長女
- 大人しくていい子の次女
子供が小さい頃は、長男と次男はやんちゃで歳も近いこともあって、よくじゃれ合いからケンカに発展していました。
長女が2人を仲裁して遠巻きに次女が我関せずといった感じで距離を置いていました。
そのため家の中でも兄弟ともあまり関わらずに、大人しく一人で本を読んだり、ゲームをする子供でした。
次女はわがまま放題な長男やお調子者の次男が親から怒られていることを見て育っていたこともあって、反面教師として大人しくていい子になっていたフシがあります。
当時は大人しくて聞き分けのいい次女は手のかからないので安心していましたが、コミュ症なところがありました。
大人しくていい子を演じる子供
小さい男の子ってこともあって、長男と次男は元気が良くて、イタズラも良くしていました。
度を過ぎたイタズラが発覚すると、よく雷を落としていました(笑)
そんなわんぱくな二人の兄弟に対して、次女は大人しくて親の言うことを聞くいい子でした。
次女は幼稚園に入ってから親や先生の言うことをよく聞いていましたが、一人で遊ぶことが多くて影の薄い印象と幼稚園の先生から聞きました。
今思うと、次女は二人の兄弟が怒られているのを見て、親の言うことを聞くいい子を演じて親や先生の歓心をかっていたのですね。
大人しくて親の言うことを聞くいい子というのは、子供が小さい時は手がかからなくて子育てしやすいですね。
- わがままを言うこともなく
- うるさく騒ぐこともなく
- 人にも迷惑もかけることもなく
ある意味大人びた子供と言えます。
子供が大人の言うことをよく聞く目的は
- 大人に怒られたくない
- 自分で考えることが面倒
- 突飛な言動はおかしな人間と思われる
- 親や先生に言われたことが絶対と思っている
- 言うことを聞くことが効率的
ってところですね。
しかし、子供の頃にいい子とされていた子は大人になると一番心配な真面目系クズになる可能性があります。
大人しくていい子はコミュ症になる?
大人しくて言うことをよく聞く子は、手がかからなくて子育てはとても楽ですが、将来心配なことでもあります。
そういう子っていうのは、大人しいがゆえに同級生でも自分から関わることがありません。
小さい頃から他人との関わりをしないことによって、コミュ症になってしまう恐れもあります。
子供の頃の他人との関わりが少ないことで、会話も少なくなります。
そのため、子供の人格形成や言語能力、思考能力が未熟なまま大人になります。
そのため、人と関わることをさらに避けるようになり、まずますコミュ症の傾向が強くなってしまいます。
大人しくていい子が真面目系クズになる可能性
最近、新社会人がよくこんなことを言われます。
「最近の新卒は言われたことしかやらない」
その子からすると
「言われたことさえやっておけば問題ない」
という思考停止状態になっていて
自分で考えるという習慣がないためです。
今までの家庭や学校生活の中で
「親の言うことが絶対正しい」
「先生の言っていることを聞いていれば安泰」
「先輩に従順に従っておけば問題ない」
このように行動することが習慣になっていて、自分の考えを表に出すことをしません。
このような思考になっていると、他人に操られてしまう危険な状態になります。
また、上っ面だけ真面目な態度を取りつつ、言われたことすらできなくなってしまう
真面目系クズな大人になってしまいます。
大人しくていい子がコミュ庶や真面目系クズにならないように
私の次女の場合は
過ぎたイタズラをした長男や次男に厳しく叱ること見て、自分が叱られているわけじゃないけど恐怖に感じたかもしれません。
そのため、長男や次男は自我を親や他人にぶつけて衝突することで、人格形成が滞りなくできました。
そのため、大人しい子供ほど大人から語りかけて人との関わりを増やす必要があります。
まずは、挨拶をすることを徹底させます。
知り合いに会った時に大きな声で
「おはようございます!」
「こんにちは!」
「こんばんは!」
と言えるように子供に躾をします。
コミュ症になってしまう子は、ほぼもれなく挨拶ができないです。
やはり、挨拶のできる子になるようにしましょう。
そして自分で考える訓練として、子供に宿題を出して答えを求めることです。
宿題といっても、例えば絵本を読み聞かせる時に物語の感想を求めるという簡単なことです。
大人しくて言うことを聞く子供は子育ては楽ですが、放任しては決していけませんね。
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