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高校の受験勉強で親はどれくらい貢献できるか
小学校・中学校と公立校に進んだ子供にとって、高校受験は人生で初めて経験する受験となります。
子供はもちろん、親にとっても初めて経験する受験生の親。
テストの成績に一喜一憂し、自分で受けるよりもドキドキ・ハラハラするものです(汗)
勉強しない子供に腹が立てて、だからといって代わりに受験勉強してあげることもできないし。
「勉強しなさい!」
と、口うるさく言うと逆効果・・・。
受験生の親としての心構え、できていますか?
なぜ受験をするのか。子供の将来について一緒に考える時間をつくろう!
あなたのお子さんは勉強が好きですか?
ほとんどの子がいやいや勉強をしているのではないでしょうか。
学校では勉強は教えてくれますが
「なぜ勉強をするのかという」勉強をする意義は教えてくれません。
だから、子供達は何の役に立つのかわからない勉強を仕方なくやっているのです。
これではやる気も起きませんし、
「数学なんか勉強しても、生活の役には立たねーし!」
という言い訳をして勉強から逃げてしまいます。
(実際私も中学生のときはそう思っていました。)
でも、実際に仕事をする上で数学が必要なこともありますし、数学が出来なければなれない職業もたくさんあります。
大人は勉強する意義を子供たちに教えてあげなくてはいけません。
高校受験という近い未来の話だけでなく、その先の大学受験や就職を見据えた将来の話をしてみましょう。
中学生くらいだと、まだ将来の職業などは決まっていない子がほとんどです。
『何をやりたいのかわからない』という子供には
『勉強をしないと待っている将来』の話をしましょう。
例えば高校に行かなければ、
- 就職口はほとんどない(あっても最低賃金しか稼げない)
- 職人になる(親元を離れて修行する)
大学に行かなければ、
- 高卒だと就職するルートが狭まる
- その結果高卒になると賃金は低くなる
- 大卒の資格が必要な職業には就けない
その覚悟はありますか?と、子供に問いかけます。
中卒や高卒の覚悟がないのなら、ある程度の学力は必要です。
具体的な受験校をいくつかあげてみる
志望校は決まっていますか?
部活をやっている子は部活の強い学校に憧れますよね。それも立派な志望動機だと思います。
『目標』のない『努力』は大人でも難しいものです。
勉強に身の入らない子は志望校が決まっていないことが多いです。
とはいっても、将来何をしたいのかわからない子たちにとって、たくさんある学校の中から1校を選ぶのは、どうしていいかわからないもの。
ここは親の出番です。
子供の希望を聞いた中からいくつか受験校候補をピックアップしてみましょう。
各学校の特徴やどんな部活動があるのか、交通手段や通学時間など、子供だけではわからないことを調べてあげてください。
あくまで子供の進路なので、親は干渉しすぎないように注意しましょう。
いくつかあげる受験校の中に1~2校、親の希望する学校を入れておいてもいいでしょう。
受験校候補が決まったら、オープンスクールの日程や学校説明会の申し込みをしましょう。
できるだけ、親子で参加することをおすすめします。
子供には学校の雰囲気や授業内容、部活動などを見てもらい
親は入学金や諸経費がどのくらいかかるのか、奨学金はあるのか、卒業生の進路はどうなのかなど
チェックしておきましょう。
成績だけに惑わされない!
受験勉強を進めていく中で、どうしても気になるのが成績です。
Bだった志望校判定がCに落ちたら、親も焦ってつい「勉強しなさい!」と言いたくなります。
でも、成績はその時の出題傾向や子供の体調によっても変わりますし、成績が上がるときも一直線に右肩上がりなわけではありません。
よかったり、悪かったりを繰り返しながら、少しずつ上がっていくものなのです。
だから、テストの結果に一喜一憂するのはやめましょう。
子供が落ち着いて勉強を続けていれば、大丈夫です。そっと見守りましょう。
その子の頑張りを認めてあげる
受験勉強を経験している親にとって、子供が勉強をしていないのはとても気にかかります。
「またゲームばっかりして!」と怒りたいのもやまやま。
でもね、子供達もそれなりに気にしています。
「勉強しなきゃなー」とは思っているんです。
だから、勉強していないところを見つけておこるのではなく、勉強しているところを見つけてほめてあげましょう。
そんなこといったって、うちの子は遊んでいるばかりよー。
という親の気持ちも痛いほどわかりますが、やっているのがたとえ学校の宿題であっても、勉強をしているのを見つけたら、「がんばってるね。」と声をかけて、あたたかい飲み物でも差し入れてあげましょう。
頑張っていることを誰かに認めてもらえると、もっと頑張ろうという気がわいてきます。
高校受験で親のできることのまとめ
- 具体的な受験校を決める手伝いをしてあげる
- 成績に一喜一憂せずに見守ることも大切
- 子供の頑張りを認めてあげる
子供の受験に親のできることは限られています。出すぎても逆効果。
親は3歩後ろから道を外れないように見守ってあげるつもりでいましょうね。
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