小学生の高学年にもなると、子供が自我が発達してきます。
それは自分の子供は当然として同級生の子供の自我に目覚めます。
そうすることで普段とても仲のいい友達同士でもケンカをしたり、トラブルが起こることが少なくとも1回は誰しも経験すると思います。
子供が幼稚園や小学校低学年の時は積極的に親がケンカやトラブルに介入することになります。
しかし、子供が大きくなってくると親に対する見栄を張って何でもないように振舞ったりします。
それでは小学生高学年以上のケンカやトラブルで親がどのように介入していくのかを書いてゆきます。
子供同士のケンカやトラブルを隠そうとする心理
子供の同士のケッカやトラブルは家庭や学校で起こった際には大人が目撃することで表立つことで対策を取る事ができます。
これが学校でも家庭でもない外で同級生とのケンカやトラブルが起こった際にはその発覚が遅くなりがちになります。
それは当事者である子供は親の前で見栄を張って、事実を隠そうとするからです。
子供がケンカやトラブルを隠そうとする心理というのが以下のとおりです。
- トラブルが発覚して親に怒られたくない
- このトラブルが親同士にまで大きくしたくない
そんなわけでトラブルを抱えていることと、トラブルを隠していることもあるので、子供が普段と様子が違うと思います。
いくら、子供が平静を装っていてもSOSを発していると思います。
親と子の何気ないやり取りで、突然親や物に八つ当たりしたりするものです。
そんな時に子供の八つ当たりに対して
「親に対して何て口を利くの!」
などとまともに受け取ってはいけません。
親と子の間で何の脈略もなく子供が八つ当たりしてくることは何がしかのトラブルを抱え込んでいます。
子供の頭を冷やして言い分を聞く
子供が親に対して八つ当たりをしてきた時は、その場で機嫌が悪い意味を問いかけても無駄です。
まずは子供の八つ当たりをまともに受け止めずに軽く受け流します。
子供が冷静な時を見計らって、子供が八つ当たりしたことはおくびに出さず、子供にこのように問いかけるといいですよ。
「何かあったの?」
と、シンプルに聞いてみます。
ここで子供が素直に話してくれたら、まずは子供の言い分を黙って聞いてあげます。
子供の言い分がどのようなことでも話の腰を折らないで、全部の話を引き出します。
子供の言い分を全部引き出したあとで子供の悩みに共感して
「そうなんだ」とか
「それはキツイよね」など相槌を打って
ここでは子供の言い分を聞くだけで、その後の対応策の話は後日にします。
子供同士のケンカやトラブルで親ができること
子供が小学生高学年にもなると、子供同士のケンカやトラブルに親が介入する時期は終わりです。
子供に対して親からどうすれば良いかをアドバイスをしてあげるだけでいいのです。
あとは子供がどのようにトラブルを解決するかを考えて、反省して、子供の当事者同士で解決するのを見守るだけです。
子供のトラブルで親が介入すべき時は
同級生同士のケンカやトラブルの場合は親の介入はご法度ですが、子供がいじめの当事者になっている場合は話は別です。
子供がいじめられている場合は隠そうとしますし
子供がいじめをしている場合はいじめている自覚がありません。
子供のいじめを察知したら、いじめが行われている現状把握をしなければいけません。
子供の命に関わることだからです!
子供のイジメに関することは今後の記事でも書いてゆこうと思います。
また、年の離れている子とのトラブルも親が介入しなければいけません。
まずは子供から言い分を聞いて現状把握をして、親同士の話し合いに発展する場合もあります。
子供同士のトラブルの親の対応のまとめ
小学生高学年にもなると、自我が発達してきます。
そのためとても仲が良い友達同士でもケンカやトラブルが起こりえます。
子供同士のケンカやトラブルで親が介入する時期はもう終わりです。
基本的に子供同士で解決を目指して親が介入はしないようにします。
子供同士の解決や難しい場合は前述したように、いじめや年の離れた子とのトラブルは親の出番となります。
小学生高学年は思春期の手前の時期ですが、人格形成に大切な時期だと思います。
そのため、親の役割は子供同士のケンカやトラブルの内容がどういう事実かを置いておいても、子供を護ることです。
何時もブログを見てくれてありがとうございます。
応援のクリックをしてくれると嬉しいです^^
にほんブログ村