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日本ではセックスやマスターベーションの事を口にすると、「下ネタ」「下品」と取られ、パートナーや友人に気軽に性についての悩みを口外できない風潮があります。
日本人は真面目で勤勉な性格でコツコツ努力する国民性なのに性に関しては奥手で海外の人から見ても「どうしてセックスしないの?!」と驚かれる事も。
今回はセックスレス大国日本の実態と、海外との差を紹介します。
日本はセックスレス大国
日本は世界で一二を争うセックスレス大国で、セックスの満足度も低い国です。
頻繁にセックスをしているギリシャは年間140回程なのに対して、日本は年間40回程度しかセックスをしていません。
セックス大国ギリシャの1/3ですよ!
いかに日本人がセックスレスなのか分かります。
年間40回という事は月に3回程度、1週間に一度セックスがあるか無いかって事ですよね、ここで何か感じませんか?
「一週間に一回なんて普通じゃない?」
そう思いませんでしたか?
日本人のセックスレスの原因はそこにあるんですよ、週一程度のセックスが当たり前だと思ってるんですから。
なぜ日本はセックスレス大国なのか
日本人のセックス回数がとても少ない事は理解していただけましたか?
では、どうして日本人はセックスの回数が少ないのでしょう。
原因は、「勤勉であること」が大きく関係しています。
「明日仕事だから休みの日にセックスしよう」
こんな風に思ってる人、結構いませんか?
セックスは体力使うし、朝から晩まで働いて疲れきってるのにセックスする元気なんか無い、性欲より睡眠欲優先!って人多いですよね?
愛し合うより、布団で寝たい。
寝不足で仕事したくない。
仕事に支障を出したくない…。
つまり日本人は、
仕事>セックスなんですよ。
仕事をちゃんとするためならセックスは二の次なんです。
海外では出勤時間が遅かったり、昼休みが日本の倍以上取れる会社が多くセックスしたからと言って仕事に差し支えるほど労働時間が長くないのでセックスを控えてまで仕事をするという思考すら無いんです。
むしろ、セックスできるなら明日遅刻しても構わない!ってくらい大らかなんですよ。
なぜ日本人はセックスしないのか?
日本人は、
「セックスは恥ずべき行為」と心のどこかで感じている人が多いのが原因だと私は思います。
そしてその原因というのは性教育の乏しさ。
海外では女の子が初潮を迎える年齢(日本の小学校高学年)の頃に性教育をきちんと受けさせます。
なんとコンドームやピルの使い方の授業もあるんです。
幼い頃から性をオープンにすることにより、正しい知識を身につけさせセックス=悪い事ではなく、セックスするなら避妊は絶対という意識を植え付けさせているのです。
それに対して皆さんは性教育の時に何を教わりましたか?
「生理は毎月あります」
「夢精するかもしれません」
「コンドームというものがあります」
「これが性器の名称です」
このくらいじゃありませんでしたか?
あとはセックス=妊娠みたいな固定観念を植え付ける授業も多くありませんでした?
セックスについての詳細は教えずに妊娠や出産の事をおしえる性教育が日本のセックスレスにつながっているのでは無いかと私は思うのです。
セックスは子作りの為だけじゃない!
セックスは子作りする為の行為です。
しかし子作りの為だけの行為ではありません。
セックスに快楽が付き物である以上、若い人に「子作りまでセックス禁止」は到底無理。
しかし日本人の心の奥底には「セックス=子作り」の固定概念と、「妊娠させたら、妊娠したらどうしよう」が根深く張り付いています。
しかし、予期せぬ妊娠は正しい避妊方法によって確実に避けることが出来ます。
コンドームを自分で買ったのはいつでしたか?
コンドームの正しい使い方を知ったのはいつでしたか?
日本人の殆どがコンドームの正しい付け方を付属の説明書で知りますし、女性はコンドームを買いません。
そして生まれるのが、
「ゴムをつけるとオーガズムを得られない人」です。
快楽は得たいでも避妊ができない、避妊しないから望まない妊娠をする、そしてセックスは恥ずべき行為。
この負のループこそ、日本人がセックスレスになる原因なのです。
日本人はセックスを楽しむべき!
私は学生の頃、アメリカ人の男の子と付き合っていました。
彼は日本のセックスの常識にとても驚いていましたし、セックスに対してオープンになるべきだといつも言っていました。
彼はセックスは子作りではなく、愛情表現そのものでそれを止めることは誰にもでき無いし、その欲求は自然なことだと私に教えてくれました。
その後私は自分でコンドームを買いに行くことができるようにもなりましたし、性に対してオープンになることができました。
日本人にはもっとセックスを楽しんでほしいですね!
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