褒めて子供を育てる！ 簡単に思えて難しいです。

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私は基本、子供の頃は家でも学校でも褒められるより、怒られながら育ってきました。
私が子供のころはそういう時代だったと思います。

昔の自分の記憶もあるので、どうしても子供を怒ってしまいます。
けれど、今はどうでしょう？違うんですよね。
どうすれば上手く子供を褒める事ができるんでしょうか？考えてみたいと思います。

なぜ、子供を褒める事がいいのか？

言葉としては褒めるのは良い事と聞きますが、褒める事によりどう子供にいい影響を与えるかご存知ですか？
大人でも人に褒められると気持ちが高ぶりますよね。
きっと、子供も同じなんだと思います。

褒められることにより、僕にもできるんだ！という自信に繋がり、またやる気がでます。
次も頑張ろう！って感じで前進できます。
そして、思ってもいなかったのですが、褒められる事により、自分の存在の必要性を感じる事ができると知りました。

しかも、子供は大人より敏感ですから、褒められることによりどんどん成長できるそうです。
私が子供の頃には、想像もできなかった世界です。
なぜって？

怒られることで『なにくそ！！』と反発の世界でしたから(笑)
反対に、親に褒められると裏がある！なんて考えるぐらいでしたから…。
それだけに、子供を褒めたくても褒め方を考えてしまいます。

ダメな子供の褒め方

褒めて育てるといっても、何でもかんでも褒めればいいってのとは違います。
中には間違った褒め方もあるんです。

余談ですが、娘の先輩が以前に普通にこんな会話をしていました。
「先生は怒る事が多いけど、怒られたらやる気無くすんだよね。」
「私は、褒められて伸びる子だからどんどん褒めてもらいたい！」
聞いていて思わず口出ししそうになりました。
それを聞いて褒めて育てるのも…なんて感じた事もありました。

まず1番ダメなのはむやみやたらに褒める事ですよね。
失敗しても、成功しても何でもかんでも褒めていたら、子供自身が勘違いを起こしてしまうそうです。
自分は特別な子！
そう思いながら大きくなると中学で娘の先輩みたいになるんだと思います。
褒めてくれないと行動しなくなります。
褒めない人は皆が嫌に見えてくるみたいです。
ですから何でも褒めていればいい！と言うのは間違いですよね。

もう一つダメな褒め方は
『〇〇ちゃんより上手くできたよね！』
と、他人と比べて褒めることです。
他人と比べて褒めていると子供は、人に対して優越感を持つようになるそうです。

また、子供を操るような褒め方もダメなんだそうです。
『コレができるなら、こんなこともできるよね！次はコレに頑張ってみよう』
やる気を引き出すようですが、いわゆる誘導です。
誘導するような褒め方をしていると、褒められないとできない子になってしまうそうです。

まだ、他にもあるとは思うんですが、本当に褒めるって難しいですよね。
褒める時の子供の年代によっても変わって来るそうです。

子供を伸ばす褒め方

親が心を素直に表現することです。
例えば子供が料理を作ってくれた時、
『上手にできたね』って言葉より『美味しい』こちらの方が子供の心にも伝わり易いですよね。

そして、褒めるタイミングも大切です。
夜になって
『今日は頑張ったね』って言うより、頑張ったその時に褒めてあげる事が大切です。
また、結果を褒めるだけでなく、それまでの過程も一緒に褒めてあげてください。
できるようになったことだけより、それまでの努力も一緒に褒めてあげるんです。
そうする事で、自分をしっかりみてくれている！そう子供は感じる事ができます。

小さな子供さんには、具体的に褒めてあげる事も大切です。
例えば、『賢いね』っていうより、『うがいをきちんとできて賢いね』
こんな感じで褒めることで、子供は次もきちんとうがいをしよう！と生活習慣が身についてきます。

やはり1番は心を込めて褒めることですよね。
褒めて育てるのがいい！ってだけで口先だけて考えなしに褒めていれば、それは子供に伝わります。
本当に子供に愛情をこめて褒める事が大切ですよね。