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子供が幼稚園に行きたくないと言い出したならどうする?
子供が急に幼稚園に行きたくないと言いだしたら、親もオロオロしますよね(汗)
家で、幼稚園で、「行きたくない~!」と泣きさけぶ子供を無理やり幼稚園に預けるのは、親も心が痛みます。
かといって、休ませるのも気がすすまないし・・・。
不意にやってくる『行きたくない』には、どう対応すればいいのでしょうか?
母子分離に不安がのこる年少児
幼稚園が初めての母子分離の場であることが多い年少児。
4月の朝の幼稚園は泣き叫ぶ子供たちの声であふれています。
日を追うごとに『離れても迎えに来てくれる』ということがわかって、落ち着いていきますが、中には1か月経っても変わらず泣いている子も。
お母さんは送っていくときの泣いているわが子と迎えに行ったときの泣いているわが子しか見ていないので、とても心配になりますが、幼稚園では泣かずに過ごしていることがほとんどです。
朝はお母さんと離れる不安から泣いてしまいますし、お迎えのときはお母さんが見えた安心感から泣いてしまうのです。
ですから、お母さんは離れるときはあっさりとその場を離れ、お迎えに行ったときは子供の気持ちをしっかりと受け止めてあげましょう。
幼稚園での話を聞いて、「よかったね~。すごいね!」といってあげれば子供の不安もなくなっていきます。
お母さんが不安そうに「大丈夫かしら?」といつまでも離れずにいると、子供の不安はどんどん大きくなってしまいますので注意してくださいね。
行きたくない理由も複雑化する年長児
幼稚園にもすっかり慣れた年長児の登園拒否は複雑な事情が隠れていることがあります。
わが家の次女も年長の6月の終わりに突然、「幼稚園に行きたくない!」とシクシク泣き始めました。
上の子の付き添いで、生後間もなくから通い続けている幼稚園。
4人兄弟の末っ子で何でもできるクラスのリーダー的存在だったはずの次女。突然の出来事に驚きました。
翌日も『行きたくない』は続行中で、理由を聞いても泣くばかり・・・。
ちょうど、土日に入ったのでゆっくりと理由を探ることにしました。
やっと聞き出した原因の一つが『隣の席のAちゃんがいろいろ言ってくる』でした。
Aちゃんもまたクラスのリーダー的存在。先生からは
「主張の強い二人をあえて同じ班にしてみました」
と聞いていたので、これか~!と思いました。
何かといって意見のぶつかる二人でしたが、一人っ子のAちゃんは絶対に引かないので、次女はずっと我慢していたようでした。
『自分はできる』というプライドから、先生に助けを求めることもできなかったのでしょう。
もちろん、それだけが原因ではなく、『何でもできる自分』というキャラクターに疲れていたのもあったと思います。
週明け、午前中で迎えに行くからと約束して、大泣きする次女を幼稚園に置いてきました。
その日は一日、教室の外で泣いていたそうですが、事情を話して、Aちゃんとは別の班になるように席替えをしてもらいました。
次の日も嫌がっていましたが、『午前中だけ』と連れていきました。
Aちゃんと離れたからか、『幼稚園で大泣きする』という自分のキャラクターから外れた行為をみんなに見せたことで気をはる必要がなくなったからか、少しずつ幼稚園に行くのを嫌がらなくなってきました。
無理に行かせるべきか、休ませるべきか
子供が『幼稚園に行きたくない』と言いだしたとき、無理して行かせるべきか、休ませるべきか悩みますよね。
行きたくない理由がよくわからない場合はひとまず休ませて事情をきいてみましょう。
子供はすぐには話してくれないかもしれませんが、一緒にお風呂に入っているときや寝る前などのリラックスしているときに聞くと、話してくれることもあります。
もちろん、幼稚園での様子も先生に聞いてみましょう。
なにか小さな理由がかくれているかもしれません。
子供は不安を抱えていますので、その不安を取り除いてあげることが必要です。お母さんや先生が『ちゃんと守ってあげるから大丈夫』と言い聞かせてあげましょう。
もし、お友達からのいじめや『幼稚園の先生』が原因の場合は、思い切って休ませる勇気も必要です。子供を守れるのは親であるあなたです。
幼稚園に行きたくないのまとめ
まだまだ幼い幼稚園児ですが、思っているよりも複雑な感情を持っています。
大人から見れば小さなことでも、子供にとっては幼稚園に行けなくなってしまうような大きな理由となってしまいます。
幼稚園時代の小さなほころびが、小学校でいじめにつながることもあります。ただのわがままと切り捨てずに、しっかりと話を聞いてあげましょう。
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