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小学校入学までに子供に準備させておくこと5つ
来春に小学校入学を控えているお子さんはそろそろ入学準備をはじめているのではないでしょうか。
ランドセルや学用品の準備と共に気にかかるのが子供の心の準備です。
幼稚園や保育園でも就学に向けていろんな取り組みをしてくれますが、家庭でも準備をしておきたいものですね!
特別な準備はいりませんって本当?
学校の説明会で校長先生は決まり文句のようにこうおっしゃいます。
「入学したら、ひとつひとつ丁寧に教えますので、特別な準備は何も必要ありません。」
本当にそうでしょうか?
確かに1年生の授業は、最初はとてもゆっくり進めてくれますし、内容も難しくありません。
学校生活の仕方からきちんと教えてくれますし、ひらがなも一日に1~2文字くらいしか教えません。
算数は字も数字も何もない絵だけのページに何週間も時間を割きます。
でも、夏休み前くらいから勉強のスピードは急にアップしていきます。
漢字や計算など、覚えることもたくさんです。
就学前に勉強の準備が出来ていなかった子はこの辺から少しずつ遅れだしていきます。
そう、『特別な準備』はいらないだけで、普通の準備は必要なのです。
1.身支度、学校の準備を自分でできるようになっておこう!
小学生になると持ち物がたくさん増えます。
毎日の授業の準備はもちろん、週明けには上靴に体操服に給食袋に体育館シューズとたくさんのものを自分で管理しなければいけません。
制服のない学校では毎日の服選びにも時間がかかります。
それらの準備をきちんとしたうえで、幼稚園よりも早い時間に子供だけで登校しなくてはいけません。
自分の身支度は自分でできるように、今から練習しておきましょう。
2.時間の感覚を身につけておこう!
アナログ時計の読み方は1,2年生で勉強しますが、ある程度の時間の感覚は身につけておきましょう。
小学校では時間割を中心に動かなくてはいけません。
学校が始まる時間、1時間目が始まる時間、給食の時間、休み時間が終わる時間。
もちろん、チャイムが鳴って知らせてはくれますが、
『あと10分でこの作業は終わらせなくてはいけない』ということが分かっているのといないのとでは大違いです。
「大きい針が3のところに来たら片付けようね。」などと声かけをして時間を意識するようにしていきましょう。
3.45分間座っていられる練習をしよう!
小学校の1時間の授業は45分間です。
つまり、45分間は机について先生の話を聞かなくてはいけません。
幼児の集中力は15分しか持たないと言われていますので、これは子供にとって最初はかなり苦痛に感じることでしょう。
学校の先生もそれはよくわかっているので、15分区切りくらいで別の作業をさせたりと工夫してくれています。
とはいえ、1年生のうちは授業中に教室を歩き回る子も少なくありません。
わが子がそうならないためにも、少しずつじっとしていられる時間を増やしていきましょう。
4.自分の名前は読めるようになろう!
ひらがなは学校に入ってから丁寧に教わりますので、書けなくても大丈夫です。
でも、読めないとかなり苦労します。
文字の習得は個人差が大きい部分です。
実際にうちの子も長男・長女は就学前にひらがなの読み書きはできていましたが、文字に興味を示さなかった次男はかろうじて自分の名前が書ける程度でした。(苗字はかけなかった。)
小学校では下駄箱にも机にも名前が書いてあります。
自分の名前が読めないと、自分の場所がわかりません。これでは困りますよね。
5.時間を決めてご飯を食べよう!
小学校では給食の時間が決まっています。
学校にもよりますが、30分くらいで食べ終えなくてはいけないことが多いようです。
家でだらだらと食べてしまっている子は時間内に食べられる練習をしておきましょう。
給食には嫌いなものも出てきます。
最近の学校では嫌いなものを無理やり食べさせるようなことはありませんが、嫌いなものがあったら食べるのが遅くなってしまうといったことがないようにしておくといいですね。
特に牛乳が苦手な子は要注意です。牛乳は毎日必ず出ますからねー。(汗)
小学校入学前にやっておきたいことのまとめ
- 身支度ができるようになっておこう
- 時間の感覚を身につけておこう
- 45分間座っておく練習をしよう
- 自分の名前は読めるようになろう
- 時間内にご飯を食べる練習をしよう
初めての小学校生活を前に、親も子も不安がいっぱいです。
勉強を教えておく必要はありませんが、勉強できる準備を整えておいてあげましょう。スムーズに小学校生活を始められますよ。
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