子供の将来にかかわるお金の教育について
子供が生まれて、幼児期を経て幼稚園に入る頃になるといろいろな誘惑が待っています。
子供が小さい頃は親の懐具合などお構いなしに
「買って!買って!」
と泣き喚いてでも、欲しがりますよね。
では、子供の「買って!買って!」にどうしたらいいか、子供の将来にも関わるお金の教育に絡めて説明します。
幼児期の買って買ってをかわす方法
親子で買い物にスーパーマーケットに行ったらお菓子やジュースが目に入ります。
スーパーの出入り口にはガチャガチャが置いてあり、子供の射幸心を煽っています。
親としては、子供にお菓子やおもちゃを買い与えたいところですが、そうもいきません。
ここで子供を甘やかして何でも買い与えると、子供が小学生や中学生になると際限がなくなってきます。
それでは、子供の目に入る誘惑から子供の物欲をガマンさせる方法を挙げてゆきます。
買い物へ行く前に約束をする
スーパーマーケットやショッピングモールはきらびやかな商品陳列で、幼児期の子供は目の前の誘惑から理性を保つことができません。
そのため何の準備もなく店に入ると子供は誘惑に負けてしまいます。
店に入る前に子供と約束をすることで子供に理性を保つようにします。
その子供との約束の仕方にポイントがあります。
子供の目線で神妙な態度で約束する
買い物に行く前に子供と同じ目線で約束をします。
そして、神妙な態度で子供と向き合って、このように話をします。
「夕飯のおかずを買いに行くけど、今日はお菓子は買わないよ。わかった?」
親が真顔で子供に話しかけることで、親の真剣度を子供に知らしめます。
事前に子供と約束をしていて、誘惑に負けてお菓子を手にとって
「買って!買って!」と言い出した時はこのように対応しましょう。
「これ、すごく美味しいよね。欲しい気持ちはよくわかるわ」
このように子供の誘惑に共感を示します。
「でも、今日はお菓子買わないって約束したよね?」
誘惑に負けた子供を前にゆっくりと言い放ちます。
子供が親の狙いどうりに物欲を我慢できたら
「今日はお菓子を我慢できて偉いね!」
と、子供が誘惑に屈しなかったことを褒めてあげます。
「買って!買って!」で一番やってはいけないこと
事前にお菓子を買わない約束をしておきながら、子供が泣き喚くことでお菓子を買ってあげることです。
子供は子供なりに自分の欲求を通すことを考えています。
人目をはばからずに、泣き叫んだり、地団駄を踏んだり、床に寝転んで駄々をこねて、要求を通してもらえるようにします。
ここで「しょうがないな」と
子供の要求に屈すると子供に知恵をつけて味をしめるようになってしまいます。
子供が泣き叫ぼうが駄々をこねようが、子供を引きずってでも子供の要求に屈してはいけません!
子供が小さいうちから何でも自分の思い通りにならないことを教育することも大切です。
たまにはお菓子やおもちゃを買い与えることも必要
時には子供にお菓子やおもちゃを買い与えることも大切です。
手順はお菓子を買い与えない場合と同じです。
子供と買い物を行く前に
「今日は1個だけお菓子を買ってあげるよ」とか
「500円分のおもちゃだったら買ってもいいよ」など
個数や予算を設定してお菓子やおもちゃを買い与えます。
子供が分別をわかっているのなら、100円までとか200円までとか、予算で設定するほうがオススメですね。
子供が小さいうちから、物の値段を意識して経済感覚を肌で感じさせることが大切です。
子供を我慢強い子供にしようと、毎回のように買い与えないのも問題があります。
毎回のように買わない約束をさせると、何事にも無気力な子供になったり、反対に物事に執着心の激しい子供にもなってしまいます。
何事も極端なのはダメでバランスが大切となるわけです。
子供の「買って!買って!」の対応のまとめ
スーパーマーケットやショッピングモールはお菓子やおもちゃ、ガチャガチャなどが誘惑をしてきます。
小さな子供はそんな誘惑に無抵抗な生き物です。
子供は将来、何でも自分の思い通りにならないことと、適切な要求をできるバランスの取れた子供になることが重要です。
子供にお金の教育っていうと、なんか卑しいことのイメージが強いです。
しかし、子供の頃からお金のことを何も教えないで、社会の送り出すのは子供にとって酷なことだと思います。
子供が小さいうちから少しずつ、経済観念を養うことも大事だと思っています。
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