早産のため赤ちゃんの体重が軽くて悩みました
生まれてきて日々の成長が気になる赤ちゃん。
体重が思うように増えない・・・・
他の子に比べてうちの子小さい・・・・
と悩んでいるお母さんも多いですよね。
私は、息子が小さく産まれたこともあり、息子の体重について多くの時間悩みました。
そんな私が試した気持ちを軽くする方法をまとめました。
毎日の体重の変化を見ない
私自身は、退院して子供の体重を量るためにスケールを買いました。
お風呂に入れる前に量るのが日課になっていたのですが、初期のころは、その増減にとても敏感になっていました。
昨日よりも体重が減ってる!
この時期だったら30g増えなきゃいけないのに25gしか増えてない!
1日で50gも体重が増えた!増えすぎ!!
こんなことを繰り返すうちに、ふと気がついたのです。
毎日同じ時間に量るとはいえ、排泄や消化、ミルクの飲み具合で確実に同じ条件ではない、と。
当たり前のことですが、体重ばかりに気をとられると視野が狭くなってしまい、随分おいこまれてしまいました。
毎日の体重の変化を気にしないようにしてからは、1週間、1ヶ月といった少し長い期間での変化を見るようにしました。
一般的な成長曲線の枠にとらわれない
子供の成長の目安になるのが成長曲線ですが、とかく成長曲線の帯の中に入っているかどうかを気にしてしまいがちです。
私の息子は低体重出生児として生まれたので、そもそも生まれた時点で他の子より小さく、成長曲線にかすりもしなかったのですが、検診の度に先生に言われていたことが、焦りそうになった自分の気持ちを軽くしてくれました。
「そのうち追いつくから、今は、成長曲線は気にしないで。」
「成長曲線のカーブに沿って大きくなっているから、大丈夫ですよ。」
検診まで時間があいて、子供の小ささに不安になったり焦りそうになったときは、先生に言われた言葉を思い出すようにしました。
そもそも、成長曲線の帯は、各月齢の94%の子がおさまるものだそうです。
うちの子が残り6%になったからと言って、発育が異常というわけではないのです。
ただただ、成長曲線に収まらないのは少数派というだけ。
これからご飯を食べるようになると成長の度合いも変わっていくことでしょう。
大切なのは、帯の中に入っているかどうかではなく、きちんと増えているかどうか、なのです。
そのために、成長曲線のカーブに沿って大きくなっているかどうかを見るようにしました。
信頼できる専門家に会う
息子の体重のことを相談できる人はかかりつけ医のお医者さんの他に、母乳外来で通っていた助産院の助産師さんがいました。
体重を見ながら母乳の与え方や、ミルクの足し方などのアドバイスをくれ、いつも温かい言葉をかけてくださり随分励まされました。
専門家といっても、相性があるんだなぁ、と実感したのは市で行われた乳児検診でのこと。
担当のお医者さんに、息子を見るなり
「足が細すぎる!!」
と叫ばれました。
その場で先生は体重の増えを確認して、
「うん?1日30g増えてるな。でも足が細いからミルク足しなさい。足りてない!」
とミルクを足すように指導されたのです。
悩みながらも、授乳後言われたとおりミルクを100ml足しましたが、息子はかなりグロッキーな状態になっています。
全部飲ませるのを止めて、その次の日いつもの母乳外来で助産師さんに相談してみました。
助産師さんの見解は
「確かに足は細いけど、しっかりこの子のペースで体重も増えてるしミルク足さなくていいわよ。」
というものでした。
きっと、検診の際の担当医と相性があってミルクを足すことですくすくと育つ子もいるでしょう。
けれど、私と息子にはかかりつけのお医者さんや、母乳外来の助産師さんの方が相性があったようです。
特に、検診でその日1回での息子の体重の状況を判断せざるを得なかったので、検診での担当医の意見は私たちに会わなかったのかもしれません。
信頼できる1人の専門家に継続的に子供を見てもらうのがいいなぁ、と強く思いました。
病院や助産院はもちろん、自治体での栄養相談など定期的に同じ専門家に会える機会はあるので、お子さんのためにも、ぜひ相性の合う専門家と巡り会ってほしいと思います。
体重が軽いのは子供の個性だと思うようにする
さて、こうしてようやくなんとか成長曲線の帯にも食い込む体重になってきた息子ですが、それでも初めて会う人には「小さいねー。」と言われます。
もちろん、成長曲線の下の方の体重と言うこともあるのですが、一番の原因は息子の手足が細長いからです。
息子は体重が成長曲線の下方、身長が成長曲線のど真ん中で、手足がそこら辺の新生児と同じくらいの細さなのです。
どうやら縦にヒョロ長い体型のようです。
どんなにせっせと栄養を与えても、体重じゃなくて身長に栄養が回っている様子です。
息子にはもちろん、私にもどうすることもできないので、
これも個性だ!
と思ってあまり体重を気にしないようにしました。
この先はこのままほっそりと成長して行くか、ごはんをモリモリ食べるようになってお肉がつき始めるかはまだ分かりませんし。
体重が軽いのも個性!
健康にすくすくと育ってくれればそれでよし、と思っています。
体重が軽い息子の成長を穏やかに見守るために私が試したことまとめ
- 体重の長期的な変化を見る
- 成長曲線の帯に入っているかではなくカーブに沿っているかで体重を見る
- 信頼できる専門家に相談する
- 体重が軽いのも個性だと思って成長を見守る
子供の成長を表す一番分かり安い体重、すごく気になりますよね。
けれど数値にとらわれて、目の前の子供の成長を見逃して貴重な時間を失うのは残念です。
軽くても、しっかりとお子さんは成長しているはず。
昨日よりも、先週よりも、少しずつだけどその子のペースで大きくなっているお子さんの成長をお母さんが温かい気持ちで見守れますように。
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