姑のお葬式…何をすればいいんでしょう。 何ができるんでしょう！！

姑さんがお亡くなりになり葬式を経験しました

姑葬式

誰であろうと必ず別れはやってきます。
先の事を考えた事はありませんか？自分は勿論だけれど義理のご両親…
長男の嫁なら尚更ですよね。
考える時間があればいいですが、時には突然訪れたりもします。
頭では分かっていても実際になれば何がなんだか分からなくなります。
今後の参考に、私の体験を紹介させて貰います。

姑の葬式で嫁ができる事

私の姑は昨年亡くなりましたが、何年かは病院生活でした。
姑は早くに離婚していましたので、結婚当初からの同居です。
18年共に生活をしてきた分、介護に関しても情があり大変ながらも何とかこなすことが出来たのが事実です。
これが別居で、倒れたから！を理由で介護を要求されるならできなかったでしょう。
絶対、全てを病院や施設にお願いしたと思います。
病院生活になってからは、2日に1回は必ず顔を出し、洗濯を持ち帰り・簡単な日常会話をしての日々でした。
いつしか私の生活スタイルに病院へ行くという事が組み込まれ3年が経っていましたね。
姑からしたら、息子や孫に会う事を望んだでしょうが、旦那は仕事が遅くなかなか病院へ行くことが出来ず、代わりに私が孫を見せに行っていたぐらいのもんなんですけど…
入院したら、嫁が出来るのは本当にコレぐらいなんですよね。
家での介護の際は、着替えから食事の世話からトイレから全てが私の仕事でした。

姑の葬式で嫁のすべき事

朝一番に病院から連絡をもらい姑の最後を見届けたら…
暑い日だったのは、覚えています。
次から次へと分からないままに事が進んで行きました。
旦那は、親戚や兄弟・葬儀屋に連絡をとるも

私は…今だ信じられずボッーとしていました。

けれど、時間は流れます。
私が出来る事…何にもないんですが、旦那が葬儀屋と打ち合わせする中、葬式の準備で檀家のお寺に連絡を入れたり、市役所に届をだしに行ったり、病院の片付けをしたり、家の掃除をしたり…。
子供の学校の手配だとか、本当に悲しむ時間なんてないぐらい、姑の不幸を受け止める時間がないぐらいに走り回っていました。
それも、事務処理みたいな事ばかりです…。
何やってんだろう！なんて思ったりしましたね。
ゆっくり、姑との別れをおしめたのは告別式が終わって家に祭壇を設けてからですね。
ここからまた、四十九日までは、お霊供を作ったり、また香典返しの整理をしたりと…大忙しです。
最近では、式場で全てしてくれるところもあり、簡単ではありますが…
何分、全てが初めての経験の私はいろんな事に悩みました。
けれど、式場の方や親戚の人に助けをしてもらいながら、無事に姑を送る事が出来ました。

改めて！自分の反省

姑の葬儀を終えてからは反省の日々でした。
なんででしょうか…？
自分でも不思議なぐらいに後悔しました。
きっと、一緒に暮らしてきたからなんでしょうね。
四十九日が済むまで、祭壇の前に座れば勝手に涙がでてきました。
介護をしている時は

もう限界！無理！
そう思って私は私なりに頑張ってる！

なんて自己満足していましたが、終わってみれば…
後悔しか残らないんです。
もっと、こうしてあげれば良かった！他に方法があったんじゃないかとか…。
最後まで家で一緒にいれば良かったとか。
頑張ってなかったんだなって思いました。
一緒にいるときは、本当に鬱陶しくて喧嘩もよくしました。
だけど、助けてもらった事もいっぱいありました。
なのに…なんででしょう。
いざ、楽になったと思った瞬間！後悔ばかりなんです。
周りの人に、優しい言葉をかけてもらえる度に後悔しました。
嫁姑のあまりよくない関係でしたが、いざ居なくなると寂しさしかありません。
1番近くで、いろんな姑の姿を見てきたからこそ、後悔なんですよね。
その時って本当に気づかないんですが…
『親孝行したいときには親はなし』
まさに！ですね。

姑の葬式のまとめ

姑は他人として思っていましたが、そうじゃなかったんですよね。
葬式に参列して改めて気づいたことです。
心の隅で、こんな人絶対、好きになれないって思ってたんですが、そうじゃなかったんですよね。
意外に好きだったりしたんですよね。
親族としてやるべき事は沢山ありましたが、そういった事には何等かの手助けを皆がしてくれます。
ですから、心配はそんなにないです。
改めて、嫁としてできる事は初めて家族なんだなって、悲しいですが居なくなってやっと、姑を家族と実感できることだと感じましたね。
ですから、皆さん今！できる事を悔いなく頑張ってください。。。