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BLWの最大のデメリットが窒息ですが
前回の記事を読んで、
「メリットは分かったけど良いことが沢山ある分デメリットも多いんじゃない?」
と、疑問に思ったママさん、その通り。
BLWにはデメリットもいくつかあります。
今回は私の経験を踏まえてBLWのデメリットを紹介しますね。
後片付けがとにかく大変!
BLWは赤ちゃん主導の離乳食です。
赤ちゃんが好きなように手づかみして食べるので本当に汚くなります!断言します!
そこらへんを食べ物だらけにされるのです。
床やテーブルには食べカスやら塗りつけられたバナナが散乱し、床などには止まらず、赤ちゃんの顔や髪の毛、洋服にも食べ物がこびり付きます。
後片付けは本当に大変です。
BLWを始めたての頃は「バナナだけ」や、「パンだけ」なのでさほど散らかりませんが、品数が増えてきたり、ミートソースを食べるようになると、それはまるで地獄絵図です(笑)
我が子はおにぎりが嫌いで(手にくっつくのが嫌だったようです)、おにぎりを出すと手で潰しそれをトレイに塗りつけ、更には髪の毛を触り残りのおにぎりは全て床に落としていました。
慣れるまで泣きたくなった時もあります。
せっかく作ったものが我が子に食べられることなく無惨な姿になるのは悲しかったですね…。
慣れてしまえば「あぁ、またかー」くらいで落ち込む事も無くなりましたけどね(笑)
一緒に食事できるのはとても良い事ですが、後片付けは本当に大変なので実践される方は覚悟を決めて実践して下さい!
BLWの最大のデメリットが窒息ですが
一般的な離乳食と違い、BLWは赤ちゃんに固形の食べ物を与えるので喉に詰まらせるのではないかと心配になりますよね。
必ず赤ちゃんが喉に食べ物を詰まらせた時の対処法は頭に叩き込んでから実践して下さい。
ここでも一応紹介しますね。
ものが喉に詰まったときの応急処置
たとえば、声が出ない、顔色が悪い
- 意識がなければ心配蘇生
- 意識がある場合ポイント3へ
胸部突き上げ法
片手で身体を支え、手の平で後頭部をしっかり支えます。心配蘇生法の胸部圧迫と同じやり方で圧迫しましょう。
背部叩打法
片手で身体を支え、手の平で顎をしっかり支えます。もう一方の手の平の付け根で背中をしっかりと叩きましょう。
胸部突き上げ方と背部叩打法は数回ずつ、交互に行って下さい。
日本赤十字社が乳児の気道異物を除去する方法が動画で公開されています。
腹部突き上げ法※ハイムリック法
背後から両腕を回し、子供のみぞおちの下で片方の手を握り拳にします。その手を腹部を上方へ圧迫しましょう。
異物が取れるか、救急隊が到着するまで繰り返し続けましょう。
赤ちゃんは食べ物を口に詰め込みすぎた時や大きいものを無理に飲み込もうとした時「オエッ!」とえずきますが、これは自然な事ですしえずく事で
「これは噛まないとダメなんだ」
と、噛む事を覚え、口に食べ物を入れるときの適量を学びます。
えずくからといって食べ物を取り上げたり、食べ物を小さくし過ぎるのはやめましょう。
あまり小さくしてしまうと逆に飲み込みやすくなり、窒息の危険を高めてしまいます。
窒息は命に関わりますので、BLWの最大のデメリットはここだと私は思っています。
BLWでやってはいけない事
上記でも触れていますが、小さすぎる食べ物を与えるのはNGです。
例えばミニトマトやブドウですが皮を剥いてそのまま赤ちゃんに与えるのは非常に危険です。
丸呑みしてしまうと喉に詰まらせてしまう可能性が高いのです。
与えるときは半分にカットすることを忘れずに!
また、ナッツ類やゼリーも禁止です。
ナッツ類は食べた時は小さくても水分を吸収し膨らみます。
喉に詰まった状態で膨らむと窒息の危険がありますので絶対に与えないで下さい。
ゼリーは一見柔らかくて与えても大丈夫な気もしますが、柔らかい為赤ちゃんは噛まずに飲み込んでしまいます。
喉に張り付く危険がありますので与えないでくださいね。
BLWはルールを守れば怖くない!
BLWのデメリットを読んで、
「窒息とか怖すぎ!」
と、思ったママさん。
実は窒息のリスクは普通の離乳食とほぼ変わらないんですよ。
赤ちゃんは咀嚼する事に慣れていないためBLWでも普通の離乳食でも窒息のリスクはありますから、目を離さず赤ちゃんの様子を確認しながら離乳食を進めて下さい。
与えてはいけない食材が記載されているページを張り付けておきますので必ず一度目を通して下さいね。
次回はBLWのレシピを紹介しますね! 次ページ 究極の子育て 子供が不幸にならない親子関係
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