赤ちゃんを出産したときの内祝い・知らないと恥かしいマナーって?

出産内祝いのマナー

赤ちゃんを出産すると親戚の方々やお友達から「おめでとう」の言葉とともにお祝いを頂きますよね。
お祝いを下さった方には喜んでもらえるお返しをしたいものです。
今回は不快になる出産内祝いランキングと出産内祝いのマナーを紹介します。

もらって不快になる出産内祝いランキング!

１位　送ったお祝いより高い品
２位　メッセージ無し、品だけ
３位　送ったお祝いより安い品
４位　段ボールで送られてきて熨斗が無い
５位　お祝いを渡して、ありえないほど時間が経ってから送られてきた。
６位　本人からではなく第三者から渡された。
７位　手渡しではなく郵送や宅急便で届いた。
８位　その他

「私なら気にしないのに…」と思うこともランキングに入っていて正直驚きました。

１位の「贈ったお祝いより高い品」は一見良いのでは？と思ってしまいますが
贈られた側としては「そんなに渡してないのに…困ったな～」となるそうなんですよ！
こちらが感謝の気持ちを込めて高価な品を贈っても喜んでくれる人ばかりではないんですね…。

２位の「メッセージ無し、品だけ」は良くないですよね。
一言二言、必ず添えて送るべきです。もしくは贈ったタイミングで相手方に連絡すると印象も良いです。

３位の「送ったお祝いより安い品」の場合安すぎるのが問題のようです。
例えば３万円お祝いを渡したのに出産内祝いが１０００円で買えるお菓子の詰め合わせだったとか。
お祝いのお返しは半返しというマナーが存在しますので最低でも頂いた金額の半分はお返ししましょう。

４位の「段ボールで送られてきて、熨斗が無い」のはマナー違反です。
せめて段ボールの中身には熨斗をつけて贈ってくださいね。

５位の「お祝いを渡して、ありえないほど時間が経ってから送られてきた」ですが
昔は赤ちゃんのお宮参りが済んでから出産内祝いを渡すのが一般的でしたが、今は生後１～２か月で贈るのが一般的のようです。

６位の「本人からではなく第三者から渡された」ですが、ケースバイケースで産後の体調が良くなかったり赤ちゃんの健康に問題がある場合は直接出産内祝いを渡したくても難しいですよね。
そんなときに第三者に頼むのは悪いことではないですが、「面倒だから」という理由で第三者に出産内祝いを渡してもらうのはマナー違反です。

７位の「手渡しではなく、郵便や宅急便で届いた」には驚きました。
不快に思う方もいるんですね。
直接渡せる距離に住んでいる方には手渡しも出来ますが、離れている所に住んでいる方に直接渡しに行くのは現実的に産後の体では無理ですし新生児を連れてとなると大変ですよね。

知っておきたい出産内祝いの最低限のマナー

贈るタイミング

生後１～２か月に贈るのが一般的
贈り漏れがないように管理する
出産してすぐお祝いをもらっていても後でまとめて贈ってもマナー違反にはなりません。

出産祝いの相場

相場は半額～３分の１程度
出産祝いで大金を貰ったのに内祝いが安物だとマナー違反として考えられます。
基本的には頂いた金額、品の半額といわれています。
目上の方から頂いた場合は３分の１でも大丈夫です。

実用的な物を贈る

実用的な消耗品（タオル、洗剤、コーヒーなど）
職場からまとめて頂いた場合は、職場で分け合えるギフトを
頂いた方の趣味に合った品（ワイン好きな方にはワインなど）

熨斗の書き方、選び方

出産祝いの熨斗紙は、表書きに「内祝」か「出産内祝い」のどちらかを書きます。
出産内祝いの水引は紅白の蝶結びです。

メッセージを添える

赤ちゃんのお名前や写真、感謝の気持ちを伝えましょう。
メッセージカードを作ってくれるショップもありますが出来れば手書きで。

贈ってはいけない品

子供の名前や写真入りの品
自分の趣味に偏りすぎている品

出産内祝いに厳しい年代はズバリ

出産内祝いに対して厳しい年代はズバリ50代から60代です。
おじいちゃん、おばあちゃん世代ですね。
この世代の方は「金額」「タイミング」「品物」には特に厳しいようなので贈る際は要注意です。
実は私の親戚にも厳しい方がいまして、お互い凄くイヤな思いをしたので頂いた方は贈る際は自分の両親や義父母に相談してからにしましょうね。