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生涯未婚率が年々増加し、少子化はますます進んでいます。
それに伴ってセックスレスの夫婦も増加傾向にあります。
特に日本は他国と比べるとセックスレスの夫婦はとても多いんですよ。
セックスレス耐えきれなくなった夫婦は、それを理由に離婚はできるのでしょうか。
セックスレスで離婚できるのか?
結論から言うと、セックスレス を理由に離婚はできます。
セックスレスとは、夫婦などの男女カップルにおいて長期間にわたり性交渉のない状態を指す語。
通常は一ヵ月以上セックスをせず、少なくとも一方が不満を抱いている状況を指すことが多い状態です。
セックスレスが原因で離婚をしたいと考えている場合、もっとも重要になるポイントは
「セックスレス が原因で夫婦関係が破綻しているかどうか」です。
セックスレス でも夫婦関係が破綻していなければ離婚理由としては弱いんですよ。
夫婦関係が破綻している状態とは
夫婦としての関係が完全に壊れてしまっている事です。
- 夫婦間の会話やスキンシップが無い
- 家庭内別居
- 別居
- セックスレス
これらの状況を夫婦関係が破綻しているとみなされるのです。
離婚できる条件
セックスレス を理由に離婚を請求する場合いくつか条件があります。
- セックスレス であること。
- 夫婦関係が破綻していること。
- 夫婦関係が修復不能
- 精神的、身体的苦痛の有無
これらが条件になり、「ただセックスレス だから離婚したい」よりは離婚請求できる可能性が高くなります。
例えば、パートナーをセックスに誘ったときに、「あなたに魅力がないからセックスできない」「太っているからセックスできない」等の言葉を言われ、精神的苦痛を味わったなどは、離婚の際強みになります。
しかし言われたと主張するだけでは弱いのも事実。
相手が言っていないと言い張れば証拠としては扱えないんですよ。
セックスレス 日記をつけて!
セックスレス で真剣に離婚を考えるならセックスレス 日記をつけて下さい。
日記は証拠として十分効力を発揮します!
いつ誘ったか、どのようにして断られたか、相手の態度はどうだったかなど細かく書き留めておきましょう。
セックスレス で不倫した場合
「セックスレスが原因で不貞行為をしてしまった、悪いのは自分ではなくセックスを拒み続ける相手だ、だから離婚したい。」
はっきり言いましょう。
これは裁判では惨敗します。
不貞行為は裁判では最悪の印象を与えますし、ほぼ勝ち目はありません。
セックスを理由なく拒み続ける相手より、不貞行為した相手の方が弱いのです。
子供がいる場合
子供がいる夫婦のセックスレスは非常に多いです、生活環境が変わったり夫婦生活より子供中心の生活になるため、ある程度は仕方ないと割り切るしかありません。
例えば結婚生活10年の間に子供が3人できた場合、これは調停においてのセックスレスには該当しません。
「子供3人もいるよね?セックスしてるじゃん」
と、なるわけです。
結婚生活が10年以上なのに子供が居ない場合は、セックスレス を理由に離婚が成立する場合もありますが、子供がいるとなかなか難しいかもしれません。
加害者意識が低いのが難点
セックスレスにおいて、正当な理由なく拒み続ける側ん加害者、断り続けられる側を被害者としたとき加害者には罪の意識や罪悪感が低いことが難点なのです。
加害者と被害者の物差しが大きく異なっているのです。
被害者がセックスレスを理由に離婚を切り出した際、多くの加害者は
「なんでそんな理由で離婚しなきゃならないの?」
と思うことでしょう。
しかし被害者にとってセックスレスは離婚に値するほど重要な意味を持っているのです。
この価値観のすり合わせがうまくいかないと、セックスレスは解消されませんし夫婦生活は完全に破綻してしまいます。
セックスレスが原因で離婚したい人へ
長い期間セックスレスで、誘っても断られる生活が続くとパートナーのことを愛しているのかさえわからなくなりますよね。
期待しては裏切られ、心が疲弊しているはずです。
人生は一度きりです。
たかがセックス、されどセックス。
セックス無しの人生を選択し、それでもその中に幸せを見つけ出せればいいですが死ぬまでセックスレスが続くことに耐えられないのなら離婚を考えても良いかもしれません。
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