人生の転換期には保険の見直しが必要です
出産することで、ライフスタイルや考え方などが大きく変わる方は多いのではないでしょうか。
今までは主に自分のためだけに、または夫婦のためだけにお金を使ったり貯めたりしていたのに、子どもが生まれると子どものことが気になりますよね。
将来の備えは大丈夫かな?
小中学校の貯蓄はもちろん、高校や大学に通わせる資金はあるのか?
習い事はさせてあげられるだろうか…
初めてのことなのでお金に関する不安はたくさんあると思います。
私は元々保険外交員をやっていたので知識を生かして、そんな疑問を解消するお手伝いをできれば嬉しいです。
子育てにかかる費用の見通し
一般的な家庭で子供を産んでから22歳になるまでにかかる生活費の総額は約1640万円(衣食住にあたるもの)と言われています。
そしてそれに加えて重要になってくるのが学費です。
子供の学費は国公立か私立かにもよるので一概には言えませんが、小学校から大学(四年制の場合)まで行くとすると約2100万~3100万円かかるとも言われています。
つまりこれらを合計すると約4240万~4740万のお金が必要となります。
これは子どもが一人だった場合なので二人三人となると、金額は二倍三倍になります。
なぜ学資保険が必要なのか
ではどのようにして貯めていくのが良いのでしょうか。
ここで役に立つのが学資保険です。
学資保険には大きく分けて二つのメリットがあります。
一つ目は、毎月(毎年)一定の金額を将来の子育ての資金用に貯金すると、満期時には支払った総額以上の保険金が返ってくる、という貯蓄の機能です。
そして万が一に備えた保証の機能もついているのが特徴です。
細かい内容は保険会社ごとの商品によりますが、例えば万が一生計を立てる人(例えば子どもの父親)が亡くなってしまった場合、以後の保険料の払い込みは不要という商品も多いです。
そういった意味で
貯金として積み立て定期預金をするよりも、不測の自体にも備えられるという点で学資保険は安心できる要素が多いと言えます。
保険初心者の方へ用語解説
ここで保険初心者の方に向けて、学資保険には欠かせない用語を解説します。
これらのキーワードを理解すると、学資保険の商品を比較される場合にも役立ちますよ。
保険を契約する人のことで学資保険の場合、多くは子どもの親にあたります。
被保険者とは?
保険に入る人のことで学資保険の場合は、子どもにあたります。
受取人とは?
保険金を受け取る人のことで学資保険の多くの場合、契約者と同じです。
保険料とは?
契約者が保険会社に払うお金のことで、毎月払い・毎年払いなど払い方が選べます。
保険金とは?
保険会社が受取人に払うお金のことです。
学資保険の場合は一括で保険金が振り込まれるのではなく、中学・高校入学時など年齢に応じて分割して入学祝い金として支払われることが多いです。
入学時にまとまったお金が必要なことが多いため、このような仕組みになっています。
返戻率とは、保険料と保険金の割合です。
つまりわかりやすく言い換えると、契約者(親)が保険会社に支払う金額と、保険会社が祝い金などで受取人(親)に支払う金額の割合です。
例えば返戻率が100%を超えると支払った金額より返ってくる金額の方が多いので、貯蓄の面ではかなりお得だと言えます。
学資保険に多いパターンと比較するポイント
様々な保険会社から学資保険の商品が出ているため、どれがいいのかわからない…という人も多いでしょう。
学資保険の大きな特徴と比較のポイントさえ押さえれば、ご自身でも理解して保険を選びやすくなると思います。
学資保険のメリットでも記載しましたが、多くの商品では総額の保険料よりも保険金の方が多いので、返戻率は100%を超えます。
この返戻率に注目すると、高い保険会社と低い保険会社があります。
しかし、一概に返戻率が高いから良い商品とは言い難いです。
なぜなら返礼率が低い会社の方が、万が一の保証が充実していることが多いからです。
例えば返礼率が高い会社は、万が一契約者が亡くなった場合のみ、以後の保険料を支払わなくて良いという内容だったとします。
それに対して返礼率が低い会社は、万が一契約者が亡くなった場合・病気にになった場合に支払をしなくても良い…というように、保険料の払い込み免除となる条件が緩い場合があります。
子供の学資保険のまとめ
数ある学資保険の中で、自分にあった保険を選ぶことはとても大切です。
ちなみに私は出産時の年齢が若かったこともあり、万一のリスクが低いことを想定して保証が少なく返戻率がその当時に最も高かった学資保険に加入しました。
自分には返礼率が高い保険があっているのか?それとも、保証内容が多い保険が合っているのか?返礼率と保証内容のバランスで比較して検討してみてくださいね。
なお今回ご紹介した学資保険の特徴の他にも、それぞれの保険会社に細かいメリットやデメリットがあるので、是非ヒームページなどで確認してみてください。
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